鉄製シャッターを夜間のセキュリティ用として活かしつつ、日中の快適な作業環境と徹底した防塵・温度管理を実現
2026年07月16日
鉄製シャッターとの併用で変わる工場の空気。ベアリング製造現場が選んだ「高速シートシャッター」と2重採光窓の相乗効果 Standard (C-1)
精密機器であるベアリングの製造現場では、目に見えない微細な埃や、わずかな温度・湿度の変化が製品の品質を左右します。そのため、多くの工場長や施設管理者様が「開口部からの異物侵入」や「冷暖房効率の低下」に頭を悩ませています。
防犯用の鉄製シャッターだけでは解決できない日中の空気管理を、どのように克服すべきでしょうか。今回は、コアドの直営施工チームが実際に手がけた現場のストーリーを交え、最適な開口部ソリューションについて解説します。
1. 精密なベアリング製造現場で「防犯用シャッター」だけでは足りない理由
開閉の「タイムラグ」が招く、目に見えない異物混入と温度変化の懸念
夜間の防犯や災害対策として、頑丈な鉄製シャッターは工場に欠かせない存在です。しかし、日中の頻繁な資材搬入やフォークリフトの行き来において、鉄製シャッターは開閉速度が遅く、その都度大きな「タイムラグ」が生じます。
この開けっ放しになるわずかな時間こそが、精密なベアリング製造の大敵です。外気に乗って運ばれる砂埃や金属粉が工場内に侵入し、製造ラインに付着すれば、製品の精度低下や不良率の上昇を招きかねません。さらに、外気がそのまま流入することで、空調システムがフル稼働しても室温を一定に保つことが難しくなります。
日中の作業効率とエネルギーコストを両立させるためのブレイクスルー
この課題を解決するため、多くの現場で導入されているのが「既存の鉄製シャッターは夜間用として残し、その外側に高速シートシャッターを併用設置する」というアプローチです。
日中は鉄製シャッターを開放したまま、高速で自動開閉するシートシャッターのみを稼働させます。これにより、フォークリフトや作業員の動きを止めることなくスムーズな動線を確保。空気の流出入を最小限に抑えることで、室温の急激な変化を防ぎ、工場のエネルギーコスト(電気代)の大幅な削減にも貢献します。

2. 考慮すべき事項は何ですか?(鉄製シャッターと高速シートシャッターの併用設計)
外付け設置における「耐風圧性」と「気密性」の重要性
既存の鉄製シャッターの外側にシートシャッターを新設する場合、最も考慮すべきは「外気の圧力や強風に耐えられるか」という点です。屋外に直接面するため、風圧によってシートがバタついたり、隙間から風が吹き込んだりしては意味がありません。
コアドが提供する高速シートシャッターは、一般的なドアと比較して4倍高い気密性能を誇ります。一般ドアの空気漏洩量が 18.5 m/h であるのに対し、コアドの C-1 スタンダードは 4.5 m/h という極めて高い密閉性を実現。風が強い日や、工場内外の気圧差が生じた状態でも、特殊な密閉構造により外気の侵入を徹底的にブロックします。
自然光を取り入れ、安全な視野を確保する「2重採光窓」のメリット
もう一つの重要な考慮事項は「工場内の視認性と明るさ」です。外側にシートシャッターを設置すると、開口部がふさがれて室内が暗くなりがちです。また、ドアの向こう側にフォークリフトや人がいるか確認できないと、衝突事故のリスクが高まります。
そこで有効なのが「2重採光窓」仕様の採用です。シートの目線の高さに透明な窓を2段にわたって設けることで、外からの自然光をたっぷり取り入れ、作業エリアを明るく保ちます。さらに、シャッターを開ける前に向こう側の様子をしっかりと視認できるため、工場内の安全管理において非常に大きな安心感をもたらします。
3. 工場や倉庫にはどのタイプのシャッターが適していますか?
スタンダードモデル(C-1 Standard)が製造現場のファーストチョイスとなる理由
精密機器や部品を扱う製造現場には、耐久性と機能性のバランスに優れた「C-1 スタンダード(C-1 Standard)」が最適です。
この製品には、強風によるシートのバタつきを抑える「ウィンドバー」と「ウィンドロック」が搭載されており、外付け設置に求められる頑丈さを備えています。また、万が一シートの一部が傷ついた場合でも、シート全体を交換する必要はなく、損傷したセクション(部分)のみを交換できるため、将来的な維持費を最小限に抑えられる合理的な設計となっています。
万が一の車両衝突トラブルでも、業務のダウンタイムを最小限に抑えるシート構造
工場では、フォークリフトが誤ってシャッターに衝突してしまうトラブルが珍しくありません。一般的なスピードドアであれば、一度衝突するとレールが歪み、専門業者の修理が完了するまで何日も工場全体の稼働がストップしてしまう(ダウンタイムが発生する)リスクがあります。
コアドのシートシャッターは、5層構造の高強度シート(一般シートの2.5倍の耐久性)を採用しており、強い衝撃にも耐える頑丈な作りになっています。さらに、自社で製造から施工までを一貫して管理しているため、万が一のトラブル時にも迅速なパーツ供給と対応が可能です。

4. 最適なソリューションを選択するにはどうすればよいですか?
物理的な距離は関係ない?「24時間サポート」と「全履歴管理システム」の真価
「うちの工場は地方にあるけれど、トラブル時にすぐ対応してもらえるだろうか?」という懸念を抱く担当者様は少なくありません。しかし、保守対応のスピードは「代理店が物理的に近くにあるかどうか」だけで決まるわけではありません。
他社のように、本社が製造した製品を各地域の代理店が仕入れて取り付けるだけの場合、修理のたびに「パーツを取り寄せる」「本社の判断を仰ぐ」といったタイムラグが生じがちです。
コアドは、最初の現地調査・実測から、設計、施工、そしてアフターサービスに至るすべてのプロセスと履歴を「自社で一括管理」するシステムを構築しています。お客様の状況がデータベースに完全に蓄積されているため、お電話一本で不具合の状況を正確に把握し、即座に最適な対応をとることが可能です。
避けるべき一般的なミスは、代理店任せによるアフター対応の遅れ
導入時によくある失敗は、価格の安さだけで製品を選び、取り付け後のメンテナンスを地元の代理店に任せきりにしてしまうことです。いざフォークリフトの衝突事故やセンサーの不具合が起きた際、対応が遅れて出荷ラインが数日間ストップしてしまえば、安さ以上の大きな損失を被ることになります。
だからこそ、製造から施工、アフターサービスまで「直営」で責任を持つパートナーを選ぶことが、長期的なコストパフォーマンスと安心感につながります。

5. まとめ:生産性と品質を守る、新しい開口部ソリューションのご提案
既存の鉄製シャッターを夜間のセキュリティ用として活かしつつ、日中の快適な作業環境と徹底した防塵・温度管理を実現する。それが、コアドの「高速シートシャッター」と2重採光窓の組み合わせによる相乗効果です。
7月限定プロモーションのお知らせ
現在コアドでは、日頃の感謝を込めまして「設置費用の無料サポート」プロモーションを実施しております。
「うちの工場の鉄製シャッターにも外付けできるだろうか?」「採光窓の位置やセンサーの仕様について詳しく知りたい」といった疑問がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。コアドの直営施工チームが直接お伺いし、最適な設置計画をご提案する「無料の現場コンサルティング」および「お見積り」を承っております。
工場の品質管理と省エネ対策の第一歩として、まずは一度ご相談されてはいかがでしょうか。



