安全とスピードは両立できる?現場で答えを出したシートシャッターの話
お客様の声

現場の状況に合わせた連動型高速シートシャッター設置により、安全面・作業効率・品質向上まで完結!

2026年02月19日

安全とスピードは両立できる?現場で答えを出したシートシャッターの話 Standard (C-1)

工場の安全対策というと、設備や作業マニュアルの整備に目が向きがちです。しかし実際には、「今まで問題が起きていない場所」にこそ見落とされているリスクが潜んでいることがあります。
今回お話を伺ったのは、生活化学製品を製造している工場です。製造ラインで完成した製品は隣接する保管倉庫へ移動し、そこから外部車両へ納品されます。その搬送にはコンベヤベルトが使われており、一見効率的で合理的な仕組みに見えます。しかし、そこに一つの課題がありました。

それは、コンベヤの搬入口に扉がないことです。
完成品は、製造エリアから保管倉庫へコンベヤで移動します。その出口部分は外部搬入口とつながっており、従来は専用の出入口扉がありませんでした。

工場長は次のように振り返ります。「これまでは特に問題もなく運用してきました。ただ、改めて安全面を見直したときに、『ここは本当にこのままで良いのか』と感じるようになりました」

外部車両が横付けされるエリアである以上、粉塵や異物の侵入リスクはゼロではありません。さらに、フォークリフトや作業員の動線も交差する場所であるため、安全面での配慮が十分かどうかを再検討する必要がありました。

清潔管理と安全管理を両立できる方法はあるのか。
生活化学製品を扱う工場では、製造後の製品であっても保管・出荷段階での管理が重要です。特に内部の清潔環境を一定レベルで維持することは品質管理の上、欠かせません。しかし、完全に閉鎖してしまうと物流効率が落ち、開放状態のままでは安全性に不安が残ります。そのバランスをどう取るかが今回の最大の検討ポイントでした。

YouTubeで見た「連動型高速シートシャッター」
検討を進める中で工場長が目にしたのは、ベルトコンベヤと高速シートシャッターを連動させて自動開閉させるという事例動画でした。「コンベヤが動くタイミングに合わせてシャッターが開閉する様子を見て、これは現場に合うかもしれないと感じました」と工場長は話します。そこで問い合わせたのが、コアドの高速シートシャッターでした。

安全対策として選んだ「透明シート」
今回の導入で特に重視したのは安全性でした。コンベヤ搬入口はフォークリフトが近くを通るエリアでもあり、視認性が低いと接触事故のリスクが高まります。そのため標準仕様に加えて透明シートを追加しました。

「向こう側の様子が見えることで心理的な安心感も違います。安全確認がしやすくなりました」
遮蔽ではなく見える状態で仕切る、という選択が現場に合っていたようです。

さらに、開閉方式についても工夫しました。自動連動だけでなく、リモコンで任意に開閉できる設定を採用。これにより、作業者が必要なタイミングでのみドアを開けることが可能になりました。

「常に開いている状態ではなく、『必要な時だけ開く』という運用に変わったことで、管理意識も自然と高まりました」
設備の導入は、単に物理的な改善にとどまらず、現場の意識改革にもつながりました。

物流の流れを止めないスピード
安全性を高める一方で、懸念していたのが物流効率への影響でした。フォークリフトでの搬送時に、シャッター開閉が遅いと作業が滞ります。しかし実際には、開閉速度が速いため、流れはほとんど変わらなかったといいます。「フォークリフトに乗ったままでもストレスを感じません。動線が止まらないのは大きいですね」と、スピードと安全の両立が実現できたことが導入後の満足度につながっています。

出入口があるだけで現場の空気が変わる
これまで「仕切りがなかった」場所に明確な出入口が設けられたことで、現場の雰囲気にも変化がありました。

  • 外部との境界が明確になった
  • 安全確認が習慣化された
  • 清潔管理の意識が高まった

「設備がひとつ加わっただけですが、現場全体の引き締まり方が違います」
出入口は単なる通路ではなく、安全と品質を守る境界線でもあります。

見直すきっかけは「小さな違和感」
今回の導入は、大きな事故やトラブルがあったからではありません。「このままで良いのか」という小さな違和感が出発点でした。コンベヤ搬入口のように、長年そのまま使われている場所ほど、改めて見直す価値があるのかもしれません。高速シートシャッターの設置は、安全対策であり、清潔管理対策であり、そして物流効率を維持するための選択でもありました。

設備投資は目的ではなく、現場をより良く運用するための手段。その考え方がよく表れた事例と言えそうです。

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