搬出入が頻繁な行われる出入口の作業効率と工場内部の環境改善まで完結した、カスタマイズ高速シートシャッター!
2026年02月13日
車載用部品製造工場の工場長が語る、高速シートシャッター導入の背景と変化。 Standard (C-1)
製造現場では、設備ひとつひとつの違いが、日々の作業効率や働きやすさに大きな影響を与えます。その中でも「出入口」は、使用頻度が高いにもかかわらず後回しにされがちな場所です。今回お話を伺ったのは、日本国内で車載用部品を製造している工場の工場長です。長年使用してきた手動のパネル式ハンガードアから高速シートシャッターへ切り替えた理由と導入後に感じた変化について、詳しくお話を聞きました。

出荷のたびに感じていた、積み重なる負担。
この工場では、完成した製品をフォークリフトで出荷する作業が日常的に行われています。出入口の使用回数は多いものの、これまでは手動のパネル式ハンガードアを特に疑問を持たずに使い続けてきたそうです。
工場長
「特別に壊れていたわけでもありませんし、正直なところ『こういうものだ』と思っていました。ただ、毎回手で開け閉めするのは重労働でした」
しかし、出荷が集中する時間帯になると、重たいドアの開け閉めが繰り返され、作業の流れが途切れることが増えました。
フォークリフトのオペレーターは、荷物を積んだ状態で一度停止し、ドアを手動で開け、通過後にまた降りて閉めるという一連の動作を、出荷のたびに繰り返していました。
工場長
「一日に何度も繰り返すと、やはり負担なんです。それに、急いでいるときほど焦りますし、安全面でも気になっていました」
開けておきたい、でも開けておけない。
出荷が立て続けに入る繁忙時には、正直なところ「開けっぱなしにしたい」という思いもあったといいます。
工場長
「本音を言えば、出荷が続くときは開けっぱなしにしたいんです。いちいち開け閉めする手間が省けますから」
しかし、現実にはそうもいきません。冬場は冷たい外気が一気に入って作業エリアの温度が下がり、夏場は外の熱気が入ってきて空調の効きが悪くなります。どちらにしても作業環境が悪化してしまうのです。
工場長
「冬は特に厳しいですね。ドアを開けたままにしていると、中にいる作業員から『寒い』って声が上がるんです。かといって閉めると、また開け閉めの手間が増える。どちらを取っても悩ましい状況でした」
ドアを開けておくと作業環境が悪化し、閉めておくと開け閉めの手間が増える。その小さなストレスが毎日の業務の中で積み重なっていたのです。

きっかけは、納品先で見た出入口
転機となったのは、別の取引先工場へ納品に行ったときのことでした。その工場の出入口に設置されていたのが、高速シートシャッターです。
工場長
「フォークリフトが近づくと自然に開いて、通過するとすぐに閉まる。動きがとてもスムーズで印象に残りました。しかも音も静かで、驚きましたね」
特別な説明を受けなくても「これは現場が楽になるだろう」と、工場長は直感的に感じたそうです。
帰社後、さっそくその工場に確認したところ、設置されていたのはコアドというメーカーの製品だとわかりました。
工場長
「正直、それまでシートシャッターというもの自体、あまり詳しく知りませんでした。でも、実際に動いているのを見て、『うちにも必要だ』と強く思ったんです」
自分たちの工場にも合うのかという不安
工場に戻ってすぐ、コアドに問い合わせをしました。最初は「自分たちの工場の出入口に本当に合うのだろうか」という不安がありました。出入口の形状や大きさ、フォークリフトの動線など、現場ごとに条件が異なるためです。
工場長
「うちの出入口は少し特殊な形状だったので、果たして対応できるのか心配でした。でも、コアドの担当者が『現場に合わせて製作できます』と言ってくれて安心しました」
さらに、当時、施工費無料のキャンペーンが実施されていたこともあり、導入へのハードルは一気に下がりました。
工場長
「ちょうどタイミングが良かったんです。施工費が無料というのは大きかったですね。予算的にも助かりました」
費用面での不安が軽減されたことで、導入に向けて前向きに検討を進めることができたそうです。

現場を理解するための事前確認
設置前には、現地で詳細な実測と打ち合わせが行われました。出入口の寸法だけでなく、フォークリフトの動線や作業者の視線、周囲の設備との位置関係まで細かく確認されたそうです。
工場長
「寸法を測るだけでなく、実際の使い方を見ようとしているのが伝わってきました。フォークリフトがどう動くか、どこから人が出入りするか、細かく聞かれましたね」
コアドの担当者は現場に足を運び、作業の流れを直接観察し、どのタイミングでドアが開閉されるのか、どれくらいの頻度で使われるのかを丁寧にヒアリングしました。
工場長
「『こういう使い方をしたい』と伝えると、それに合わせた提案をしてくれました。ただ製品を売るだけじゃなくて、本当に現場のことを考えてくれているなと感じました」
こうした事前の丁寧な確認があったからこそ、現場にぴったり合った形での設置が実現したのです。
工場で直接製作、現場に合わせた完全カスタマイズ
コアドでは、自社工場で製品を製作しているため、現場の条件に合わせた柔軟な対応が可能です。
工場長
「既製品をそのまま取り付けるのではなく、うちの出入口の形に合わせて作ってくれるというのが良かったです。サイズも素材もすべて現場に最適化されているという安心感がありました」
実測データをもとにしてミリ単位で調整された製品が工場で製作され、現場に運ばれました。
工場長
「取り付け当日もスムーズでした。事前の準備がしっかりしていたので、作業も早かったですね」
フォークリフトが多い現場だからこその安全配慮。
この工場ではフォークリフトの往来が非常に多く、安全性は特に重視したポイントのひとつです。そこで、目線の高さ部分に透明シートを採用しました。
工場長
「シートシャッターと聞いて、最初は『向こう側が見えないんじゃないか』と心配していました。でも、透明シートを使えば視界が確保できると聞いて、それなら安心だと思いました」
出入口の向こう側が見えることで、人や車両の存在を事前に確認でき、安心感が大きく向上しました。
工場長
「実際に使ってみると、向こうから誰かが来るのがすぐにわかるので、衝突の心配がありません。これは想像以上に良かったですね」
透明シートによる視認性の確保は、安全性向上に直結する重要なポイントとなりました。
自動開閉で変わった物流の流れ
開閉方式にはレーダーモーションセンサーを採用し、フォークリフトが近づくと自動で開き、通過後はスムーズに閉まります。工場長は「最初は自動で開くというのがピンと来なかったんです。でも、実際に使ってみると、これがすごく便利で」と、操作のために止まる必要がなくなり、物流の流れが自然につながるようになったと語ります。
工場長
「フォークリフトのオペレーターも『楽になった』と言っています。止まらなくていい、降りなくていい。これだけでストレスが全然違いますね」
以前は、一度停止してドアを開け、通過後にまた降りて閉めるという手間がありましたが、それが完全になくなりました。
工場長
「出荷のスピードも上がりましたね。ちょっとしたことですが、積み重なると大きな違いになります」

導入後に実感した変化
高速シートシャッターを導入してから、現場には目に見える変化が生まれました。
工場長
「一番大きいのは、出入口のことを気にしなくてよくなったことですね。以前は『ドアを開けっぱなしにしていないか』『ちゃんと閉めたか』って気になっていたんです。でも今は自動で閉まるので、心配がありません」
冬でも冷気の侵入が抑えられ、夏でも空調が安定し、作業環境を年間通して保ちやすくなりました。
工場長
「特に冬場は効果を実感しますね。シャッターが素早く閉まるので、外の冷たい空気が入ってくる時間が短く、それだけで従業員達の快適さが全然違います」
現場からは「作業がしやすくなった」「出荷がスムーズになった」という声が上がっています。
工場長
「従業員達からの評判が良いのが何より嬉しいです。現場が働きやすくなったというのは、導入して本当に良かったと思える瞬間です」
出入口を見直すという選択
長い間、出入口は「当たり前にあるもの」として扱われがちでした。しかし、今回の事例は出入口を変えるだけで現場の効率と環境が大きく変わることを示しています。
工場長
「正直、最初は『ドアなんてどれも同じだろう』と思っていました。でも、実際に変えてみると、こんなに違うのかと驚きました。忙しい工場だからこそ、出入口のストレスを減らすことが結果的に現場全体を楽にします。もし同じように出入口で悩んでいる工場があれば、一度見直してみてください。小さな改善が大きな変化につながることもありますから」
そんなことを実感させてくれる導入事例でした。


