適切な提案のもと、衛生管理や作業効率の向上及び省エネ対策まで完結した菓子パン製造工場の事例!
2026年02月12日
大阪の製パン工場に高速シートシャッターを導入した話 Standard (C-1)

大阪市内で菓子パンを製造している当社では、ここ数年、工場内の環境改善を少しずつ進めてきました。その中でも大きな転機になったのが、HACCP認証取得に向けた外部コンサルタントの導入でした。
製造ラインや手洗い動線、原材料の保管方法など、指摘された項目は多岐にわたりましたが、特に印象に残ったのが「工場後方の原材料搬入口」についての指摘でした。
後回しにしていた搬入口の課題
問題になったのは、原材料が入ってくる工場裏側の出入口でした。それまでは一般的な開き戸を使っており、搬入のたびにスタッフが手で開け閉めしていました。
コンサルタントからは、
・外部からの虫や粉塵の侵入リスク
・ドアを開けている間の温度変化
・開閉に時間がかかることによる衛生管理上の懸念
といった点を指摘されました。正直なところ、「確かにそうだけど、今すぐ対応すべき場所なのか?」という迷いもありました。HACCP対応で他にも整備すべき箇所が山積みで、設備投資が一度に重なっていたからです。

高速シートシャッターという選択
そこで候補に挙がったのが、高速シートシャッターでした。
開閉が速く、開口部が開いている時間を最小限に抑えられるため、衛生管理の観点からも理にかなっています。ただ、「食品工場で本当に使えるのか」「フォークリフトの出入りが多くても大丈夫なのか」「現場の動線に合うのか」といった不安もありました。
ちょうどそんなタイミングで目に入ったのが、コアドの施工費無料プロモーションでした。費用面で悩んでいた時期だったこともあり、まずは話を聞いてみようと問い合わせたのがきっかけです。
現場打ち合わせで感じたこと
問い合わせ後、現地で打ち合わせをしました。その時の印象はとても良かったです。食品工場への導入実績が豊富だという話だけでなく、こちらが説明する前から、
・虫や粉塵対策として有効な仕様
・室温を安定させるための考え方
・フォークリフトの動線を妨げない設置方法
など、具体的な提案をしてくれました。「この現場だと、ここが一番ネックになりますね」「この使い方なら、こうした方が楽ですよ」など、実際の運用を想定した話が自然に出てきて、経験値の高さを感じました。最終的には、高速シートシャッター単体ではなく、エアーカーテンと連動させる構成で導入することに決めました。開閉時の外気侵入をさらに抑えられる点が決め手でした。

設置後の変化
実際に設置して一番感じたのは、作業効率の向上です。原材料の搬入時にはフォークリフトの出入りが頻繁にあるものの、これまで必要だった
「止まって、降りて、ドアを開けて、また閉める」
という一連の動作が不要になり、シャッターが自動で素早く開閉するため、作業の流れが途切れなくなりました。現場スタッフからは「思っていた以上に楽になった」「毎日の小さなストレスが減った」という声が上がっています。また、室温の安定性も目に見える程改善し、特に夏場はドアを開けることによる冷気の流出が少なくなったことで、空調効率が上がったと実感しています。
HACCP認証取得と現在の運用
その後、無事にHACCP認証を取得し、現在も安定した運用が続いています。
もちろん、高速シートシャッターを導入したからといって、すべてが解決したわけではありません。ただ、「指摘されていた弱点を一つずつ解消していく」という意味では、裏側の出入口対策は非常に効果的だったと感じています。
後回しにされがちな場所だからこそ、見直すことで大きな改善効果が得られます。今回の導入を通じて、設備は単なる「モノ」ではなく、日々の運用を支える仕組みであるということを改めて実感しました。
検討中の方へ
食品工場や菓子パン製造工場で、
・出入口の衛生対策に不安がある
・フォークリフトの動線と管理基準の両立に悩んでいる
・HACCP対応で何から手を付けるべきか迷っている
という方には、高速シートシャッターは一度検討する価値がある設備だと思います。大切なのは、製品そのものだけでなく、現場の使い方を理解した提案ができるかどうかです。その点で、今回の選択は納得のいくものでした。



