寒さ・虫・騒音をまとめて改善した高速シートシャッター | 株式会社コアド
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寒さ・虫・騒音をまとめて改善した高速シートシャッター

2026年01月26日

寒さ・虫・騒音をまとめて改善した高速シートシャッター COAD-1

寒さが本格的になってきた頃、工場の出入口をどう改善しようかと、ずっと頭を悩ませていました。私は50代、書籍をつくる会社を経営しています。紙とインクの匂いに囲まれながら、毎日黙々と本づくりに向き合う日々です。

これまで出入口には昔ながらの手動シャッターを使っていました。決して不便ではなかったのですが、作業が増えるにつれて「もう少し効率のいい方法はないだろうか」と考えるようになりました。フォークリフトでインクを運び込み、刷り上がった本を外へ搬出するたびに、シャッターを開け閉めする手間が積み重なっていく。そんな中で「高速シートシャッター」という存在を知ったのです。

調べてみると、日本にはさまざまなメーカーがあり、性能や価格も本当に幅広い。ただ、どの会社も「現地で実測しないと正確な見積は出せない」との返答でした。確かに当然の話ですが、既存のドアはそのまま残し、内側に設置できるタイプを探していた私にとっては、少しハードルが高く感じられました。

そんな流れで問い合わせたのが「コアド」というメーカーでした。問い合わせ後、「スケジュールを確認して改めて連絡します」と言われ、正直なところ少し待たされるのだろうと思っていました。しかし意外にも、ほどなくして丁寧な電話があり、訪問日程がすぐに決まりました。

当日来てくれたのは外注ではなく、直営のスタッフの方でした。その点だけでも、なんとなく安心感がありました。工場の状況を一通り見てもらいながら、私が抱えていた悩みを正直に話しました。

印刷業にとって温度管理は想像以上に重要です。特殊なインクを使っているため、気温や湿度の変化にとても敏感です。出入口を開けたまま作業をすると、冬は冷気が一気に入り込み、内部の温度があっという間に下がってしまう。その影響で仕上がりにムラが出ることもあります。

もう一つの悩みは虫でした。暖かい季節になると、開け放した出入口から小さな虫が入り込み、印刷機の内部に入り込んでしまうことがあります。もし製品に異物が混入すれば、会社の信用問題に直結します。これだけは、どうしても避けたい問題でした。

担当の方は、高速シートシャッターならその二つの課題を同時に解決できると説明してくれました。隙間がほとんどなく、開閉速度が非常に速いため、温度の流出を最小限に抑えられること。そして、必要な時だけ瞬時に開き、すぐ閉じることで虫の侵入リスクも大幅に減らせるということでした。

さらに「シャッターを閉めた状態で作業ができるようになるので、外に漏れる音も抑えられますよ」と言われた瞬間、思わず納得してしまいました。これまで出入口を開け放したまま動かしていた機械音は、周囲への配慮という意味でも気になっていたからです。

温度対策、虫対策、騒音対策。気づけば、まさに一石三鳥の選択肢でした。

ただ一つの懸念は工事日程でした。平日は印刷機を止めることができません。そこで「週末施工は可能でしょうか」と相談してみました。すると、驚くほどあっさりと「大丈夫ですよ」と返事が返ってきました。現場の状況次第では時間が延びる可能性もある、と正直に説明してくれましたが、その誠実さがかえって信頼につながりました。

工事当日、朝早くからスタッフの方々が到着し、手際よく準備が始まりました。既存のドアを残したまま内側に設置するという条件だったため、多少時間がかかるかもしれないと思っていましたが、作業は想像以上にスムーズでした。夕方には設置が完了し、試運転まで終わっていました。

完成した高速シートシャッターを初めて見た瞬間、「工場の入口がまるで別の場所になった」と感じました。開閉のスピードは想像以上で、フォークリフトが近づくとスッと開き、通過するとすぐ閉じる。その動きは静かで、無駄がありません。

操作方法についても丁寧に説明してもらいました。万が一トラブルが起きた場合の連絡方法や、簡単なメンテナンスのポイントまで教えてくれました。「インクが入らない、出荷が止まるという状況は大きな損失になりますから、できる限り早く対応します」と言われた言葉が、今でも印象に残っています。

導入してから、工場の環境は確実に変わりました。冬でも出入口付近の冷え込みが明らかに減り、空調の効きが安定しました。インクの状態も安定し、作業中のストレスが減ったと感じています。

虫の侵入もほとんど気にならなくなりました。完全にゼロとは言い切れませんが、以前とは比べものにならないほど改善されています。品質管理の面で感じていた不安が、少しずつ消えていきました。

そして、思わぬ効果だったのが騒音の軽減です。シャッターを閉めた状態で作業できるようになったことで、外への音漏れが減りました。近隣への配慮という意味でも、これは大きな安心材料でした。

もちろん、決して安い投資ではありませんでした。それでも、作業効率、品質安定、環境改善という三つの価値を考えると、今は「もっと早く導入していればよかった」と素直に思っています。

高速シートシャッターは、ただの便利な設備ではありません。工場の働き方そのものを変えてくれる存在だと実感しています。もし出入口の寒さや虫、作業効率で悩んでいる方がいれば、一度検討してみる価値は十分にあると思います。

毎朝シャッターが静かに開き、今日も変わらず本づくりが始まる。その何気ない光景が、以前より少しだけ快適になった――そんな小さな変化が、今の私にはとても大切に感じられています。

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