
高速開閉が現場を変える!『もっと早く導入すればよかった』
2025年06月02日
導入して実感!高速シートシャッターが段ボール工場にもたらす安心と快適 基本型 COAD-1 コアド-1

段ボールの製造を行う当社工場では、これまでの長い間、一般的な手動のスチールドアを使用していました。
堅牢で壊れにくいというメリットはあったものの、作業環境や効率性の面ではいくつかの課題を抱えていました。特に、季節によって変化する気温や湿度の影響を強く受けやすく、夏は工場内が蒸し風呂のように暑くなり、冬は隙間風による冷気に晒されるなど、スタッフの作業環境改善は長年の懸案事項でした。
加えて、製品の積み込み等、トラックの出入りも頻繁であり、そのたびに手動での開閉が発生することで作業の手間がかかり、搬出入のリズムを乱していました。
特に月末や繁忙期には、わずかな時間ロスが物流動線に影響するため、工場の運営効率をさらに向上させる手段として、「自動で開閉ができる設備」の導入を具体的に検討することとなりました。

各社製品を比較した結果、出会った『楽昇門』
高速シートシャッターの導入を検討し始めた当初は、どのメーカーが良いのか全く見当がつきませんでした。インターネットで製品情報を調べたり、同業他社と比較を進める中で、オーバースライダーやシートシャッターの専門メーカーである「COAD(コアド)」にたどり着きました。
工場や倉庫をはじめとした産業施設への施工実績が豊富であり、現場調査から施工、アフターサポートまでを自社で一貫して行っている点が非常に魅力的でした。
すぐに問い合わせをしたところ、担当の方がすぐに現地に来て頂き、設置場所の環境や現在の運用方法、開閉頻度などを詳細に確認した上で、最適なモデルをご提案頂きました。
今回採用したのは、高速シートシャッターの基本型となる「COAD-1」。
幅5000mm・高さ4300mmの比較的大きいサイズでありながら、開閉速度が非常に速く、フォークリフトやトラックが頻繁に出入りする大型開口部にもぴったりの仕様となっています。
製造業の現場では、1日に何十回もの開閉が当たり前。そのため、スピードだけでなく、耐久性と安全性も重要なポイントです。コアド製品はそうした過酷な使用環境にも対応できるよう設計されており、駆動部や可動部品の劣化も少なく、メンテナンスコストも抑えられ、長期間安定して使用できる点が大きな魅力でした。

従業員の声が物語る“効果”と“満足度”
工場という空間では、作業の安全性と効率性が常に求められます。特にフォークリフトのような大型車両と人が同じスペースを共有する環境では、ほんの一瞬の不注意が大きな事故に繋がるリスクがあります。
コアドの高速シートシャッターはシート幅全体に透明シートを組み込むことができ、これにより、シャッターの向こう側にいる人や車両の動きをシャッター越しに確認することができるので、死角による接触事故の防止に繋がっています。
また、安全性をさらに高めるために、金属感知タイプの床センサーも併せて導入。フォークリフトがセンサーの範囲内に入ると、シャッターが自動的に停止し、自動的にシャッターが停止するため、万が一の接触事故を未然に防ぐことができます。
こうした細やかな安全対策が、現場で働く作業員たちにとって大きな安心感につながっています。
実際に、施工後の工場稼働初日から
「以前よりも安心して作業ができるようになった」
「両手がふさがっていてもスムーズに出入りできて助かる」
といった声が現場から多く上がっており、導入後の満足度は非常に高いものとなりました。

確実な施工対応と導入後に実感した変化
設置工事は、物流が最も集中する月末にお願いしたにも関わらず、現場の状況を把握した上で、効率的な施工スケジュールを組んで頂き、2台のシャッターを予定通りの時間内にすべて完了。限られた時間の中でも、スピーディかつ丁寧な対応が印象的でした。
また工事中の安全管理も徹底されており、現場スタッフも安心して通常業務を続けることができました。
高速シートシャッターの導入は決して安い投資ではありませんが、その効果は想像以上で、開閉スピード・気密性・安全性の向上など、現場で“体感できる価値”がコストを上回ることを実感しています。今では「もっと早く導入していればよかった」と感じています。
出入口は単なる“通路”ではなく、工場全体の生産性と快適性を左右する重要な設備です。
導入をご検討されている方には、作業効率の改善、空調の最適化、安全対策の強化——現場に即した提案をしてくれる専門メーカーへの相談をおすすめします。

現場名 | 段ボール製造工場 (埼玉県) |
設置モデル | 基本型 COAD-1(コアド-1) |
製品サイズ | W5,000 ×H4,300(mm) |
設置時期 | 2025年4月 |