厳しい夏に快適な作業環境を実現する自動車整備場の空調改善事例
2024年08月02日
猛暑に対応する高速シートシャッターの利便性と効果 基本型 COAD-1 コアド-1
日本全国で熱中症警戒アラートが発表されており、連日猛烈な厳しい暑さが続く中、現場で働く作業者にとっては暑さとの戦いが日常となっています。
35℃を超える危険な猛暑の中での作業は体力を消耗しやすく、工場内の暑さは従業員の作業効率を低下させる恐れがあるため、熱中症対策も兼ねて作業現場での冷房は欠かせません。
しかし原油価格の高騰や様々な世界情勢により、電気料金の値上がりが続いています。
電気代の補助政策の終了や再開などで毎月のように状況が変化する中、今後の電気料金の推移がどのように変わっていくのか不安に思われる方も多いと思います。
暑さが厳しい真夏のこの時期に、空調効率の改善と快適な作業環境の実現に成功した、中古自動車販売店の整備場への施工事例をご紹介いたします。
自動車整備場で空調効率を高める方法
出入口の開放的な空間での作業は、冷房の効果を十分に発揮できないことが多々あります。
当初、整備場の入り口には防犯用の金属製シャッターしか設置されておらず、従業員の出入りも多いため営業時間中はシャッターが開けっ放しになっていました。
このため35℃を超える猛暑日には冷房した空気が外に流出し、生ぬるい風が工場内に入り込むこととなり、工場内の冷房効果をほとんど感じられない状態が続いていました。
一般的な金属製のシャッターは防犯目的として出退勤時にのみ使用されることが殆どです。
特に自動車整備場では作業者だけはなく、業者や来客も出入りするため、開閉速度の遅い金属シャッターでは開口部の対策として適していません。
空調効率を高める密閉性の秘訣 -自社製造・直接施工-
年々厳しさを増す酷暑に対処するため、特に多くの人が出入りする作業現場では、出入口を効果的に遮断するシャッターの必要性と需要が高まっています。
高速シートシャッターは重量のある金属シャッターよりも開閉速度が速く、空気の流出入を抑えることができるため、空調効率を向上させ空調コストの削減に寄与します。
株式会社コアドでは、設置場所に合わせた開口サイズの製品を自社工場で製造をしています。
さらに自社製品の専門知識と豊富な経験を積み重ねた施工専任者による直接施工により、開口部に隙間のない密閉性の高い施工が実現されます。
これにより外部からの空気の流入と室内の冷気の流出を最小限に抑え、空調効率の高い作業環境を提供することができます。
空調効率を高める密閉性の秘訣 -高気密構造・耐風構造-
また製品自体にも気密構造に拘り、ガイドレールの隙間を最小化するため、両サイドのガイドレールに細密な密閉ブラシを装着しているので、外部からの異物の侵入を防ぎ、室内の環境改善に貢献することができます。
密閉性の高い開口部が完成しても、整備場はほとんど屋外に設置されるため、風に煽られる影響でシートシャッターに隙間が生じる可能性があります。
この懸念部分に対処するため、コアドの高速シートシャッターは風に強いパイプ材を使用したウィンドバーと、風の影響を防ぐウィンドウロック構造を採用しています。
これにより、強風による隙間の発生を防ぎ、確実な密閉性を維持することができます。
生産性向上に直結する空調管理
極端な気温の上昇や寒さが室内温度に影響を及ぼすと、労働環境が過酷になり、従業員の作業効率が低下する恐れがあります。
このため夏や冬は春や秋に比べて作業時間が長くなることが多くなることがあります。
作業効率の低下、ミスや事故を防ぎ、従業員に快適な作業環境を提供するためには、適切な空調管理がとても大切です。
労働環境の改善は生産性の向上にも直結するため、効率的な空調管理を行うためには、高速開閉と高気密構造を持つ高速シートシャッターがその効果を最大限発揮することができます。
株式会社コアドでは、多くのお客様に導入メリットをご実感して頂けるよう、快適に働ける作業環境の実現に向けて、現場の課題を解決する最適な製品をご提供致します。
日本全国のお客様のニーズに応えられるよう、製造から施工、修理・交換などのアフターサービスまで万全の体制を整えています。
この度は弊社製品をご選定頂き、誠に有難うございました。
◆業種:中古車販売 自動車整備工場
◆モデル名:基本型 COAD-1(コアド-1) × 1台
◆設置時期:令和6年7月
◆サイズ:2,500 ×2,650(mm)