品質管理と効率性を追求した高速シートシャッターの活用事例 | 株式会社コアド
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半導体製造装置の進化を支える清潔と効率を兼ね備えた新設工場が完成

2024年07月02日

品質管理と効率性を追求した高速シートシャッターの活用事例 基本型 COAD-1 コアド-1

半導体はスマートフォンやパソコンの通信機器だけではなく、日々の生活で日常的に使われている冷蔵庫、洗濯機、テレビなどの家電製品から、自動車、医療機器、鉄道の運行システムなど、様々な分野で広く活用されています。

私達が使用する殆どの電化製品に搭載されている半導体は、不可欠な電子部品です。その品質を確保するためには、部品の品質管理と信頼性が非常に重要となります。

今回は半導体製造の品質管理に欠かせない、半導体製造装置の開発と製造会社様の新設工場に高速シートシャッターの取付工事を行いました。

高度な洗浄が求められる半導体製造現場に必要な環境

食品工場や医薬品・医療などで高度な洗浄度が求められる現場は数多くあります。

半導体の製造現場も清潔な環境で行われれる必要があり、クリーンルームの設置が必要とされる分野となります。

電子部品の保管には、適切な温度と湿度を適切に行うことが重要であり、これによって部品を劣化を抑え、品質や性能を維持することができます。

今回施工した場所は製造する半導体装置の部品を保管するブースとなり、製品搬入時に開口部の解放時間を最小限に抑えるため、新設工場の設計段階から高速シートシャッターの計画が進められていました。

最短納期で実現した安心と信頼の施工

2024年7月からの新設工場の稼働が予定されており、6月初旬からは移転前の工場で保管されている製品の移動作業が行われていました。そのため、工場稼働前には保管ブースに高速シートシャッターを取り付けることが求められていました。

コアドは自社で製造を行っており、製造管理から施工スケジュールを全て一貫して管理しているため、最短納期にてお客様の納期調整に対応することができます。

お客様のご要望にお応えするため、3週間という短納期で取付工事を行うことができました。

コアドはスピーディーでありながらも、丁寧かつ安心な施工をモットーとしています。

長年の経験と実績を積み重ねた製品に精通した専任の施工者が直接施工を行っているので、隙間のない非常に密閉性の高い開口部が実現されます。

圧力センサー搭載による効率的な製品搬出入管理

台車を使用した製品の搬出入が頻繁に行われる環境となるため、効率性を高めるために圧力センサーを設置しました。

圧力センサーはシートの下部に設置され、シートが下降時に障害物が接触すると圧力が増加し、その信号を受けてシートを停止又は上げるセンサーとなります。

シートへの接触強度のテストも念入りにチェックし、お客様の環境用用途に応じた開口部が完成しました。

台車移動時の物流動線を円滑にし、お客様の特定の要件に合わせた安全性と効率性を備えた開口部が確保され、信頼性の高い運用が保証されました。

高速シートシャッターは、さまざまな産業現場で安全性、効率性、密閉性を高める重要な役割を果たします。

様々な産業現場で最大限の利便性を発揮できるよう、お客様の使用環境に合わせた最適な仕様をご提案させて頂きます。

株式会社コアドでは、高速シートシャッターの専門メーカーとして、日本全国のお客様の環境ニーズにお応えするために、製造から施工、修理・交換などのアフターサービスまで万全な体制を整えています。皆様からのお問い合わせをお待ちしております。

この度は弊社製品をご選定頂き誠に有難うございます。

◆業種:半導体製造装置の開発、製造
◆モデル名:基本型 COAD-1(コアド-1) × 1台
◆設置時期:令和6年6月
◆サイズ:2,750 ×3,000(mm)

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