環境保護と耐久性を兼ね備えた型高速シートシャッターの運用事例 | 株式会社コアド
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拡大する事業に対応するための、安全と環境保全を重視した産業廃棄物処理場の新たな取り組み

2024年06月27日

環境保護と耐久性を兼ね備えた型高速シートシャッターの運用事例 自動復帰型 COAD-3 コアド-3

木質バイオマスの活用を通じて、「循環型社会」の実現を目指し、地球温暖化対策や環境保全に積極的に取り組まれている産業廃棄物処理の新設工場に大型シートシャッターを3台設定しました。

こちらの処理場では、木材製造や建設工事で発生した木屑など、事業活動によって発生した木材の産業廃棄物処理が行われています。

産業廃棄物処理業を行うためには、廃棄物処理法に基づき、該当区域を管轄する都道府県知事や市町村長等の許可を得る必要があります。

初回導入は4年前の2020年10月。

管轄区域の許可が下りたことにより、自動復帰型モデルを2台設置しました。

認可を得た産業廃棄物処理場を本格的に稼働するにあたり、周辺地域の生活環境保全上に支障が生じる可能性があるため、地域の生活環境に配慮した対策が必要となっていました。

そこで木屑の粉砕時に伴う影響として粉塵の流出問題や、振動、騒音対策に取り組む為、2箇所の大型開口部に高速シートシャッターを導入することとなりました。

4年間の使用で実感して頂いた効果

【防音効果】

当初楽昇門を選んで頂いた理由としては、2mm厚シートが防音効果が高いものとして当社製品を採用して下さいました。

処理場に持ち込まれた廃木材料や木屑は、ユンボ等の重機を使用して粉砕処理が行われます。2mm厚シートの高速シートシャッターで塞ぐことで、工場内で発生する粉砕音が殆ど外に漏れない効果が確認されました。

【耐久性】

開口サイズはW 5,600mm ×H 6,000mm の大型サイズとなり、廃木材は大型収集運搬車で運ばれることが多いため、産業廃棄物処理場で導入実績の多い自動復帰型を設置しました。

また木屑の粉砕処理時にも大型ユンボが通行するため、開口部には高い耐久性が求められていました。

衝突によってガイドレールから離脱したシートを自動で復旧するメンテナンス性に優れた自動復帰機能により、大型開口部に高い耐久性が発揮されました。

増設箇所に増台設置!

収集された木材産業廃棄物のバイオマス事業拡大に伴い、増設3箇所の開口部に同モデルの自動復帰型にて高速シートシャッターを設置しました。

初回導入時の開閉方法としては、人と車両を区分するハキュレスセンサーの自動感知で収集運搬車の搬出入時の開閉を行っていました。

しかし運用上、ユンボの出入りや収集運搬車の搬出入時に衝突事故への懸念部分があり、今回はリモコン操作の開閉方法で運用することとなりました。

リモコンでの開閉は人が操作を行うことで、自動でシャッターが開閉することがなくなるので、出入口の通過時にシートへ衝突を回避することができます。

自動復帰機能による耐久性とメンテナンスの軽減を実現する運用体制

事業が拡大することで、今後収集運搬車の出入りが予想されます。

より安全な開口部を実現するため、3箇所の開口部の運用と管理を適切に行うため、シートにご指定された標語を印刷しました。

完工後の新たな稼働に向けて、3台導入された高速シートシャッターはより一層の環境保全の効果が期待できます。

また3台の導入ということもあり、今後の運営状況に応じて保守管理が重要となります。

耐久性とメンテナンスの軽減に貢献する自動復帰型は、車の出入りが多い産業廃棄物処理場や物流センターなど設置台数が多い施設でも安定した運用と管理を行うことができます。

今回もリピート導入により、自動復帰型の耐久性能について十分にご実感して頂いています。

4年間で発生した衝突による動作不良や修繕が必要になった場合にも、早急に対応するアフター管理体制にご安心していて頂いているので、今後の使用にもご安心頂きました。

株式会社コアドでは、高速シートシャッターの専門メーカーとして、日本全国のお客様の環境ニーズにお応えするために、製造から施工、修理・交換などのアフターサービスまで万全な体制を整えています。皆様からのお問い合わせをお待ちしております。

この度は弊社製品をご選定頂き誠に有難うございます。

◆納品会社:バイオマス燃料供給管理事業、産業廃棄物リサイクル事業の産業廃棄物工場(新設)等
◆モデル名:自動復帰型 COAD-3(コアド-3) × 3台
◆設置時期:令和6年6月
◆サイズ:5,600 ×6,000(mm)

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