メイン開口部からのリピート導入!耐久性と安心感が評価されたサブ開口部へ
2024年04月12日
自動車部品の品質管理を支える高速シートシャッター 自動復帰型 COAD-3 コアド-3
自動車の進化と共に自動運転技術も発展している中、自動車産業において品質管理は極めて重要であり、全ての部品における品質確保は消費者に安心感を与え、安全性を保証します。
そのため自動車部品の製造においては全ての工程に渡って厳格な品質管理が重要であり、消費者の安全を確保するためには多角的なアプローチで品質管理を行うことが不可欠です。
こちらの自動車部品の製造工場でも工場内の品質管理と効率的な物流管理を向上させるため、当社の高速シートシャッターを使用して頂いています。
2箇所の開口部に効率的な業務分散化に向けて
工場建物には多くの資材が入出荷されるメインとサブの2箇所の出入口が存在しています。
以前より取り付けているメイン開口部はフォークリフトでの資材移動やトラックの搬出入が多いため、シートの離脱を自動で復帰する自動復帰型モデルを採用しています。
しかし資材の物量の増加に伴い、サブの出入口も有効的に活用する必要があり、両方の開口部において業務を分散化させるため、お客様のご要望によりサブ開口部にも同一モデルの自動復帰型を新たに導入することとなりました。
耐久性のメンテナンスの軽減効果をご実感!
今回お客様がサブ開口部にも同一モデルの自動復帰型を要望した理由は、その耐久性とメンテナンス管理の軽減をご実感して頂いている点でした。
メイン開口部は資材部品の移動量が多く、車両の往来も頻繁に行われている場所でありました。
車両の通行の際に充分に安全に留意していたものの、1日に多数の車両移動があるため月に1度程度のシートへの衝突事故が発生したとの事でした。
しかし衝突事故の発生にも関わらず、修理や故障の1度もトラブルも発生せず、シートが衝突によってレール外に外れてしまった場合でも、自動的に元のレール内に復帰する機能を備えているため、物流業務に支障をきたくことなく運用を継続できていることができていました。
この安心感から、今回もリピート導入をご決断して下さいました。
2箇所目の増台がより効果的な室内環境管理を実現
車両の頻繁な移動に対応するため、メイン開口部同様に車両ループコイル式の車両検知センサーを設置しました。
透明窓は開口幅6,000mmで対応できる最大サイズにて配置し、車両通行時と作業者の安全確認用に取り付けています。
工場内の労働環境の向上は製品の品質向上に貢献します。
温度や湿度の変動は製品の品質に悪影響を及ぼす可能性があるため、資材や保管されている部品の品質を保つためには工場内の適切な室内環境を維持する必要があります。
自動復帰型はジッパータイプで製作されているのでガイドレール内の隙間が殆どなく、外部からの異物を防ぎ空気の流出入を抑える効果が高まります。
2箇所の開口部に高気密効果を発揮する高速シートシャッターが導入されたことで、より室内環境の変化を大幅に制御することができます。
2箇所目も大型開口部ではありましたが、自社製品の製造と製品を精通した施工専任者による安心直接施工により、現場工場長も前回に引き続き、製品の性能に満足して頂き、今後の使用過程に対する安心感を感じて頂けました。
株式会社コアドでは、日本全国のお客様が必要とする環境に対応するため、製造から施工、そして修理・交換などのアフターサービスまで、万全の体制を整えています。
皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。
この度は弊社製品をご選定頂き誠に有難うございます。
◆納品会社:自動車部品製造工場
◆モデル名:自動復帰型 COAD-3(コアド-3) ×1台
◆設置時期:令和6年2月
◆サイズ:6,000 × 4,700(mm)