衛生管理の効果を実証した高速シートシャッター - 株式会社コアド楽昇門!
お客様の声

HACCPに沿った衛生管理の強化と物流移動の効率性の両立

2024年04月04日

衛生管理の効果を実証した高速シートシャッター 自動復帰型 COAD-3 コアド-3

食品衛生法の改正により、原則として全ての食品等事業者に「HACCPに基づく衛生管理」の実施が義務付けられています。

このため食品の製造工場や営業許可施設だけではなく、食品容器や食品包装の製造業においてもHACCP基準による衛生管理が必要となります。

食の安全を守るためのHACCPの厳しい衛生管理を徹底化するため、今回こちらの食品容器の製造工場においてもこの課題が顕著となっていました。

商品の保管や出荷がメインとなる出入口には片開のハンガードアが取り付けられていました。

衛生管理の向上と物流移動の増加から効率的な出入口の確保が必要となっている中、従来の片開のハンガードアではフォーリフトの出入りが円滑ではなく、生産性と工場内の衛生面に悪影響を与えていました。

そこで効率性の高いシャッターへの交換をご検討されていたところ、車両移動が頻繁な出入口に最適な自動復帰機能を備えた高速シートシャッターの情報を同業他社よりアドバイスを受け、当社へお問合せを下さいました。

ハンガードアは状態が悪くなかったため撤去はせず、内側に高速シートシャッターを取り付けることとなりました。

既設のハンガードアには作業者が通行するためのくぐり戸が設置されており、作業者とフォークリフトの出入口が区分されていました。

高速シートシャッターはハンガードアのようにくぐり戸を取り付けれることはできません。

そこで人と車両を区分するハキュレスセンサーをご提案させて頂き設置することとなりました。

人と車両を区分するハキュレスセンサーを採用したことでフォークリフトと作業者を区分感知し、高速動作でシャッターが開閉するのでくぐり戸以上の効率性と安全性を向上させることができました。

工場内の温度環境やHACCPの衛生管理に対応できるよう、人が通行する際には開口の高さを制御する2段階開け制御設定を行いました。

人の通行時に出入口の解放時間を短縮することで、無駄な運転時間を削減し、室内の冷暖房した空気の流出を防ぐことで省エネにも寄与することができました。

高速シートシャッターを取り付けた出入口はフォークリフト専用の搬出入口とし、物流効率を向上するため3台分の専用リモコンを用意させて頂きました。

ハンガードアでは実現できなかったスムーズな物流動線が確保され、生産性が大幅に向上することができました。

外部からの異物の侵入や防虫対策には高い気密性も必要不可欠です。

自動復帰型はジッパータイプで製作されており、両サイドのガイドレール内を隙間を遮断することで非常に高い密閉効果を実現することができます。

屋外に面した開口部にも素早い高速開閉で空気の移動を最小化し、隙間のない開口部の完成されたことでHACCPに求められる性能を満たした高速シートシャッターの導入に非常にご満足して頂けました。

コアドは高速シートシャッターの専門メーカーとして製品の製造から施工、アフターサービスまでの安心の一貫管理に努めており、今後も食品製造業界のニーズに適したソリューションを提供し産業の発展に寄与していきます。

この度は弊社製品をご選定頂き誠に有難うございます。

◆納品会社:食品容器製造工場
◆モデル名:自動復帰型 COAD-3(コアド-3) ×1台
◆設置時期:令和6年3月
◆サイズ:3,500 × 3,500(mm)

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