4箇所の出入口にスピードと効率性が融合した物流倉庫の新設プロジェクト
2024年03月05日
新設物流倉庫に導入した高速シートシャッター 基本型 COAD-1 コアド-1
今回は物流業のお客様より新設プロジェクトとして高速シートシャッターの導入をご案件を頂きました。
元々は大型貸倉庫で保管倉庫業を営んでおられましたが、大幅に増加した保管資材の物流需要に対応するため、新たに自社保有の大型物流倉庫を建設されることとなりました。
新設の大型倉庫にはフォークリフトも増台することとなっているため、効率性の高い物流動線を確保が求められていました。
そこで4箇所の大型開口部に高速シートシャッターの設置案が検討されていました。
安全な施工に向けた施工準備
建設業者から事前に提供された設計図面のもと、高速シートシャッターを取り付けるための下地の打合せも済んでいたため、スムーズに施工に取り掛かることができました。
新設案件の場合は、事前に建設業者や工務店を介して、設置に関する打合せを事前に行わせて頂いております。
取付場所の下地が完成した後には、しっかりとした現場確認を行い、安心と安全を最優先した施工準備を整えております。
安全性が向上する開口部エリアの完成
外側には開口部の上部に庇を取り付ける設計となっていたため、内側にドラムボックスを設置しました。
高さ5,000mmということもあり、安全性と視認性の向上を図るため、1段の透明窓ではフォークリフト作業時において作業性の低下がお客様で懸念事項となっていました。
そこで最大2段まで設置できる透明窓を採用し、物流移動の多い作業エリア全体に効率性の高い開口部が実現されました。
万が一長年のご使用過程により透明窓の交換が必要になった場合にも、シート全体を交換する必要がなく当日現場で短時間の作業でシートの交換が可能となるので、メンテナンス費用の削減にもご安心して下さいました。
無駄な時間をゼロに。実践的な効率化へ。
お客様にとっても顧客の商品を適切な状態で保管する上で、物流倉庫内の衛生管理と温度管理が不可欠となります。
一般的なシャッターやハンガードアよりも50倍程の開閉速度を持つ高速シートシャッターが4箇所の大型開口部に導入されたことで、都度の商品の移動や搬入・搬出作業時において無駄な出入口の解放時間を削減することができました。
解放時間が削減されることで、室内の冷暖房した空気の移動や流出を大幅に削減する省エネ効果も実現することができます。
汚れた外気の侵入や室内の温度の変動を抑えてくれるので、倉庫内の衛生管理にも大きく貢献することができました。
今回は4台の導入ということもあり、初めてご使用される高速シートシャッターということもあったため、今後のアフター管理体制についてのお問い合わせがございました。
コアドでは代理店を介さず自社製品の製造から施工専任者による設置、設置後のアフターサービスまで専門スタッフによりサポートを一貫して行っております。
またご希望に応じては定期的な点検や保守作業にも対応させて頂いております。
設置時期は新設倉庫は未完成となっておりましたが、今後の生産性と効率性を兼ね備えた物流倉庫の完成に大きく期待しております。
株式会社コアドでは、日本全国のお客様が求める環境のニーズにお応えできるよう、製造~施工~修理・交換などのアフターサービスまで万全な体制を整えておりますので、皆様のお問い合わせをお待ちしております。
この度は弊社製品をご選定頂き誠に有難うございます。
◆納品会社:物流倉庫
◆設置場所:神奈川県川崎市
◆モデル名:基本型 COAD-1(コアド-1) ×4台
◆設置時期:令和6年1月
◆サイズ:4,000 ×5,000(mm)