老朽化したシートシャッターを刷新!短納期での製造と施工で高品質な開口部を実現!
2024年01月31日
環境保全への即対応!短納期で導入した高速シートシャッター 基本型 COAD-1 コアド-1
高速シートシャッターは高速かつ多頻度の開閉を可能にしながら、10年~15年以上の使用寿命があると言われています。
もちろん使用状況や環境などによって実際に使用できる年数は変動します。
高速シートシャッターは通行の多い場所や室内の環境制御、衛生管理が必要な施設に設置されることが多いため、老朽化による動作不良や故障、修理期間などでシャッターが使用できなくなるといったロスが発生すると作業環境に乱れが生じる可能性があります。
15年使用した老朽化したシートシャッターの刷新
今回こちらの工場は産業廃棄物の中間処理センターです。
廃棄物収集運搬車で運ばれてきた廃棄物を移動する通行ルートに他メーカーのシートシャッターが設置されていました。
産業廃棄物処理場は、処理過程で作業中に舞い上がる粉塵や臭いの流出対策が必要となります。
しかし15年以上のご使用されているシートシャッターは老朽化が進み、殆ど使用されていない状態となっていました。
作業音の騒音や粉塵、臭いの流出を抑えるためにも開口部の対策が危惧されていた中、既設されているシャッターメーカーの対応は遅く、提示された修理費用の金額も予想以上に高額だったことから、新たに交換をご決断されました。
環境保全を考慮した短期間での納期調整!
解放された開口部は早期対策が求められており、短納期での設置をご希望されていました。
通常施工までの納期スケジュールとしては1ヵ月~1.5ヵ月の期日を設けさせて頂いております。
しかし今回は近隣地域の環境保全についても早急な対策が求められていたため、3週間の短納期で製造~施工日程のスケジュールを調整させて頂き、廃棄物の搬入が少ない日曜日に取付作業を行いました。
既設シャッターの撤去から工事を開始し、下地の設置は必要なかったため、開口サイズを変更することなく取付が行われました。
外側には設置されている防犯用の重量シャッターが設置されていたため、内側にドラムボックスを配置し、外付けされたモーターのスペースにも十分の空間があったため、基本型モデルにて取付を行いました。
現場の使用環境に応じたトータルサポート!
フォークリフトや収集運搬車の通行が多い場所となるため、車両感知に便利な車両ループセンサーをご提案させて頂きました。
以前はセンサーは使用されず、プルスイッチとパトライトの点灯で開口部の安全対策を行っていましたが、センサーを設置することで車両の通行がスムーズかつ効率的に運行が可能となりました。
既設されているパトライトは元来使用されていたように、トラックやフォークリフトが出庫時に点灯するようにコントローラーとの連動設定を行いました。
シート中段には通行する運転手の安全性を高めれるように透明窓を配置しました。
廃棄物から発生する粉塵や車両通行時に飛び舞う埃の対策として、お客様のご要望によりコントローラーに防水ケースを採用しコントローラーを保護することとしました。
以前ご使用されていたシートシャッターのシートの厚みは薄くかったため、破損部分が見受けられていましたが、2mmの頑丈で強度の高いシート素材にも非常にご満足頂き、楽昇門の高速シートシャッターの品質についてもご安心して下さいました。
また代理店や協力会社を通さず、自社製品を施工専任者による安全施工が行われことで今後使用していく上でも安心して使用することができると、解放された開口部の解決にとても喜んで下さいました。
株式会社コアドでは、日本全国のお客様が求める環境のニーズにお応えできるよう、製造~施工~修理・交換などのアフターサービスまで万全な体制を整えておりますので、皆様のお問い合わせをお待ちしております。
この度は弊社製品をご選定頂き誠に有難うございます。
◆納品会社:産業廃棄物中間処理場
◆設置場所:京都府京都市
◆モデル名:基本型 COAD-1(コアド-1) ×2台
◆設置時期:令和5年12月
◆サイズ:3,100 ×3,800(mm)