HACCPの衛生管理を強化する高速シートシャッター | 株式会社コアド
お客様の声

手動式のスライドドアから自動高速開閉する作業環境を改善する仕切口が完成!

2024年01月11日

HACCPの衛生管理を強化する高速シートシャッター 基本型 COAD-1 コアド-1

ライフスタイルや食生活の変化が進む中、調味料を必要とする加工食品やインスタント食品が増えてきていることで、調味料市場の需要も増加しています。

この背景から今回こちらの粉末調味料の製造工場でも、生産性の向上と作業性の改善が求められていました。

そこで工場内の品質と食品の安全性に対する取り組みを一層強化するため、異物混入防止対策と厳格な品質管理の向上を目指し、『HACCP』に基づく衛生管理の見直しを実施することとなりました。

食品工場では、安全かつ高品質な製品を確実に消費者に提供することが重要な義務となり、食品製造において『HACCP』に沿った衛生管理が義務化となっています。

工場内の仕切対策対策として、開口部を素早く密閉できる高速シートシャッターを導入することとなりました。

手動式ドアの作業効率の低下は食品の品質を低下に・・・

異物の混入防止対策が重要となる食品工場では、出入口や仕切り口からの密閉性の確保が必要となるため、気密性の高いドアやシャッターの導入が衛生管理の重要な鍵となります。

取付を行う開口部には両開きタイプの手動式スライドドアが既設されていました。

気密性の高いスライドドアは食品工場に多く導入されていますが、資材の移動が多い仕切口では通行が多くなるため、作業効率が低下してしまう可能性がありました。

作業効率が低下することで、スライドドアが開いている時間が長くなってしまうので、室内の衛生環境が乱れ商品の品質にも影響を与えてしまいます。

そこでHACCPの衛生管理をより強化するためにも、手動式のスライドドアを撤去し新たに高速シートシャッターを取り付けることとなりました。

高速自動開閉は作業効率をサポート!

工場内には多くの仕切口がありましたが、工程室と工程室を繋ぐ資材の搬出入の移動が多い通路に高速シートシャッターを設置しました。

工程場所を繋ぐため、都度の通行時にスライドドアの開閉時間の短縮には常に気を配られていましたが、作業の円滑化が捗れず、業務効率は改善されないままとなっていました。

自動で高速開閉する開口部が実現されたことで通行時の解放空間に気をとらわれることなく、スムーズな移動作業を行うことができました。

また解放時間も大幅に短縮されたことで仕切口の密閉性が高まり、空気の移動を最小化することができ、異物の侵入の防止効果を向上することができました。

ガイドレール内の装着された密閉ブラシにもとてもご満足して下さり、防虫効果の高い色鮮やかなオレンジシートにもお気に召して下さいました。

お客様を第一優先した安心安全施工を実施!

製品の移動は主に台車を使用することが多いため、両手が塞がれた状態でもスムーズに通行が行えるように赤外線センサーを設置しました。

また通路の双方の状況確認が行える透明窓も取り付けているので、より作業効率を高めることができました。

平日に可動の多い食品工場では稼働日に設置工事を行ってしまうと、設置工事の時間帯に開口部が解放されたままとなるなど衛生面を乱してしまうこととなるため、作業日程はお客様に合わせて調整させて頂くケースが多くあります。

今回は工場内のクリーン度に繊細の注意を配り、日曜日に作業させて頂きました。

フォークリフトや車両の移動が多かったり、工場の稼働状況によっては平日は作業ができない環境もあります。コアドでは土日祝の作業日程もご相談に応じさせて頂いておりますので、お気軽にご要望下さい。

株式会社コアドでは、日本全国のお客様が求める環境のニーズにお応えできるよう、製造~施工~修理・交換などのアフターサービスまで万全な体制を整えておりますので、皆様のお問い合わせをお待ちしております。

この度は弊社製品をご選定頂き誠に有難うございます。

◆納品会社:粉末調味料工場
◆設置場所:岡山県岡山市
◆モデル名:基本型 COAD-1(コアド-1) ×1台
◆設置時期:令和5年12月
◆サイズ:3,000 ×3,000(mm)

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