高速シートシャッターが虫の侵入をシャットアウト! | 株式会社コアド
お客様の声

外部からの虫をブロックするスマートでスピーディーな開口部が完成!

2023年12月19日

高速シートシャッターが虫の侵入をシャットアウト! 基本型 COAD-1 コアド-1

『GPセンター』と呼ばれるたまごのパッキング工場では、新鮮で安全な鶏卵を消費者の手元に安心して届けるため、洗卵、検査、計量、パッキングなどの工程が行われています。

こちらの工場では、たまごの鮮度と品質を安全な状態で維持する必要があるため、全ての工程において厳格なチェック基準を設け、徹底した品質管理が行われています。

今回はより高い衛生管理と工場の信頼度の確保に向けて、たまごの安全性を向上させるため、洗卵、選別、包装作業時の衛生管理の強化に向けて、食品衛生管理基準である『HACCP』の認証取得を行うこととなりました。

そこで素早い開閉機能と高い密閉性を兼ね備えている高速シートシャッターを導入することとなり、食品工場に多くの設置事例を持つ楽昇門をご選定して下さいました。

自動式のスライドドアで残された課題とは?

たまごの洗卵工程に繋がる外側の工場開口部には自動式のスライドドアが既設されていました。

しかし手動であったため、鶏卵場からの入荷されるたまごの搬入作業と、洗卵されたたまごの出荷作業において、作業効率の改善と虫の侵入防止対策が工場の課題となっていました。

作業性を向上させるためには入出荷口の仕組みを見直す必要があります。

無駄な開口部は外部からの虫や異物などの混入リスクに繋がるため、解放空間を削減するためにも作業者の迅速な搬入作業が必要となります。

防虫対策に効果的な施工スタート!

ハンガードアは外側に設置されており、内側には虫の侵入対策としてエアカーテンが取り付けらていました。

搬入口の通過時にエアカーテンが作動し防虫対策を施していましたが、移動作業時に開口部の解放時間が長くなってしまうと、エアカーテンが途中で止まってしまうこともあり、虫の侵入防止対策として十分な効果が得られていませんでした。

長年使用されていたエアカーテンは動作不良も重なっていたことから撤去し、今後はハンガードアとの2重対策が行えるように工場内側に高速シートシャッターの取付を行うこととなりました。

待機時間を大幅に短縮した効率的な作業環境へ!

フォークリフトは使用しない現場ではありましたが、台車移動で両手が塞がれた作業者の入出荷作業時の利便性を高めるため、内側と外側の2箇所に赤外線センサーを設置しました。

開閉速度は1秒に設定し、通行時に待機時間を大幅に短縮したスムーズな作業動線を確保することができました。

スライドドアでは実現されなかった無駄のないスマートな高速開閉が実現した開口部により、外部からの虫の侵入を最小限に抑える効果が高まりました。

また更に開口時間を短縮するため、センサーの領域感知の範囲を1m程に狭め、開口時間が削減された効率性の高い開口部が完成しました。

高品質のたまごの供給に向けた開口部が完成!

たまごの製品の品質を安定化させるため、工場内に少しでも光の透過を制御したいとのご要望により透明窓は配置しておりません。

楽昇門の高速シートシャッターは分厚い2mmの織布シートを使用しているので、一般的な1mmシートと比較し光の透過率が低く、保管倉庫の開口部にも多く活用されています。

張り感のあるシートは気密性にも優れており、また両サイドのガイドレール装着された密閉ブラシがより防虫効果を高めている楽昇門に非常にご満足して下さいました。

HACCPの衛生管理を取り入れた継続的な使用に向けて!

今後は高速シートシャッターと長いお付き合いをしていきたいとおっしゃっており、長年使用した場合にシート交換についてのお問合せがありました。

楽昇門の構造はシートの破損や劣化による交換の際、シートの回収を行わず現場で短時間でシートの部分交換作業が行えるため、シートシャッターが使用できなくロスや費用を大幅に削減することができます。

今後目標とされているHACCPの認証取得に向けて、高い衛生管理の強化に繋がる画期的な開口部の対策が継続的に行えることにとても喜んで頂きました。

株式会社コアドでは、日本全国のお客様が求める環境のニーズにお応えできるよう、製造~施工~修理・交換などのアフターサービスまで万全な体制を整えておりますので、皆様のお問い合わせをお待ちしております。

この度は弊社製品をご選定頂き誠に有難うございます。

◆納品会社:鶏卵パッキングセンター
◆設置場所:茨城県小美玉市
◆モデル名:基本型 COAD-1(コアド-1) ×1台
◆設置時期:令和5年12月
◆サイズ:1,600 ×1,800(mm)

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