効率性と安全性が融合したコンベアラインの工程ラインが完成!
2023年11月21日
高速シートシャッターの導入により進化するコンベアライン工程! 自動復帰型 COAD-3 コアド-3
少子高齢化や労働人口の減少などの様々な原因により、人手不足は今や社会問題となっています。
そこで今注目を集めているのが「省人化」です。
設備の改善や作業の効率性を進めることで無駄な労力を省き、作業の振り分けとして産業用機械やロボット、コンベアラインなどの自動化機器を導入する取り組みが多くの製造業や物流業などで行われています。
今回こちらの梱包資材の製造工場でも、コンベアラインの自動設備を活用されていましたが、製紙や段ボール資材の品質と物流プロセスの精度を向上するため、コンベアラインの工程を見直すこととなりました。
工場では既にコンベアラインが設置されており、コンベアとの連動設定が行える自動ドアをご検索されていたところ、製品の通過時に開閉動作の速い高速シートシャッターの導入をご検討されていました。
コンベアラインや自動化機器とのスムーズな連携ができる製品としてシリーズ化のある楽昇門をお問い合わせして下さいました。
メンテナンス面を軽減する自動復帰型モデルを採用!
コンベアラインが横断する中間ラインと、物流ラインの出荷口の2箇所に高速自動開閉する高速シートシャッターを取り付けることとなりました。
それぞれ2箇所の開口サイズは大きくなかったため、基本型モデルをご提案させて頂きました。
しかし今後使用している過程で、万が一誤作動による故障トラブルや製品通過時のシート離脱によるメンテナンス面を軽減したとのご希望により、耐久性に優れた自動復帰型モデルを採用することとなりました。
こちらのコンベアラインでは大きな資材や重い資材が流れる工程ラインとなるため、中間に区切られた開口部に強度と耐久性の高い高速シャッターが設置されたことで、工程にスムーズな流れを作り、安全性を創出することができました。
下地作業から安心安全施工!
1箇所目はコンベアラインが横断する中間ラインに下地を字面に固定し、安全性と強度をしっかり確認を行い、高速シートシャッターを設置する下地作りから作業を行いました。
仕切りなどの壁がなく狭い通路口ではありましたが、設置する上で補強下地をしっかりと床に固定することで安全施工を行うことが可能です。
施工を行う上での下地作業もお任せ下さい!
取付現場の環境に合わせて最適にご使用頂けるよう、豊富な経験を積み重ねた専門施工チームによる安全安心施工を行っております。
お客様も下地作業をどのようにするか悩まれていらっしゃいましたが、下地作業込みの施工が可能な点についてもとてもご安心して下さいました。
作業環境に合わせて製品をカスタマイズ可能!
工程ラインの作業動線の安全性を高めるため、透明窓を設置をご希望されていました。
通常透明窓のご要望があった場合は、開口サイズに合わせて適切なサイズにて透明窓を配置させて頂いております。
開口サイズの高さが1,550mmと低いサイズではありましたが、工程ラインの作業状況の視認性を広げるため透明窓の高さを広げて製作を行いました。
楽昇門は透明窓の配置など、現場の用途や環境に合わせたカスタマイズ製作が可能となります。
新たに完成する工程ラインに作業効率と品質向上が大幅に期待できると大変喜んで下さいました。
作業の安定性と安全性が向上!
2箇所目となるこちらの仕切り口は、左右の床面の位置に500mm程の差異がありましたが、左右のレベルをしっかり確認した上で補強下地から設置作業を行いました。
2箇所目にも1箇所目同様、自動復帰型モデルを設置しました。
出荷工程場所となるため、物流ラインの安全性を視野性を確保するため透明窓を配置しました。
出荷工程時に資材の移動や物流の品質低下を防止することができ、より高度な品質管理や保守作業に集中することができました。
スピーディーな作業フローが完成!
1箇所目の生産ライン、2箇所目の出荷ラインの各場所には、コンベアに資材などが通過する流れに合わせてコントローラーとの連動設定を行いました。
楽昇門の制御盤は、高速シートシャッター専用に独自開発された制御コントローラー機能により多様な設備との連動設定が行えます。
お客様より今後の作業性が円滑化の期待と、効率性の高い業務に専念できる環境が整ったことに非常にご満足して頂きました。
株式会社コアドでは、日本全国のお客様が求める環境のニーズにお応えできるよう、製造~施工~修理・交換などのアフターサービスまで万全な体制を整えておりますので、皆様のお問い合わせをお待ちしております。
この度は弊社製品をご選定頂き誠に有難うございます。
◆納品会社:梱包資材工場
◆設置場所:石川県金沢市
◆モデル名:自動復帰型 COAD-3(コアド-3) × 2台
◆設置時期:令和5年10月
◆サイズ
①1,550 ×1,950(mm)
②2,200 ×1,900(mm)