食品廃棄物処理場の臭気対策には高速シートシャッターを! | 株式会社コアド
お客様の声

風と共に流れる臭気を防止!通行口の対策持続可能な未来へ前進!

2023年11月15日

食品廃棄物処理場の臭気対策には高速シートシャッターを! スリム型 COAD-2 スリム-2

環境問題に様々な影響を及ぼす可能性がある食品ロス。

このため資源の効率的な利用、廃棄物の管理、温室効果ガスの削減など、環境への影響を最小限に抑えるため、食品ロスの削減と廃棄物のリサイクルといった取り組みが重要となっています。

今回のお客様は食品工場より排泄された食品ロスなどを原料とし、オリジナルの肥料や飼料の製造を行うなど、社会貢献に取り組まれている食品リサイクル企業となります。

食品廃棄物が多く収集される工場では、廃棄物から発生する異臭から周辺の環境や地域住民への悪影響を及ぼす可能性があるため、風向きや風通しなど臭気の漏れを最小化する対策が求められます。

今回こちらの工場は山の中に工場を構えており、地域の環境汚染防止と工場内から排泄される臭気の流出を削減するため、食品廃棄物が収集される場所に高速シートシャッターを導入を進めることとなりました。

今回取付る場所となったのは、廃棄物の収集運搬車が多く通行される場所となり、通行口の中には廃棄物を投入口がありました。

内側には鉄製シャッターが既設されていましたが、収集運搬車が多いため運営時間中に使用することはなく、2箇所の通行口は解放されたままとなっていました。

風が強い時期には廃棄物の投入口から発生する悪臭が風と共に流れてしまい、風が西側に吹いてしまうと、距離的には少し離れているものの地域住民に影響を及ぼす可能性がありました。

今回はご予算上の問題もあり、西側に向かって吹く風対策を最優先するため、西側にのみ高速シートシャッターの取付を行うこととなりました。

開口幅を極力狭めたくないとご要望がありましたが、両側に設置されている安全ポールがあったため、やむを得ず補強下地から取付作業を行いました。

もちろん下地作業も設置工事費に含まれており、使用している下地材もアルムニウムの補強材となるため、屋外への設置にも錆による劣化を防止します。

一番肝心なドラムボックスの設置作業も熟練の経験を活かした専属の施工チームにより万全な安全対策の元、取付が完了!

収集運搬車は西側・東側の両方から通行するため、双方の通行車両の状況の確認が行えるように、透明窓を配置しました。

また西側から車両が多く通行することが多いため、通行車両の円滑化を図るため赤外線センサーを設置しました。

東側から車両が通行する場合はリモコンで開閉操作することで、通行時の安全性と利便性を高めることができました。

通常開けっ放しになっていたこの通行口に、高速開閉かつ密閉性の高い高速シートシャッターが設置されたことで、臭気に紛れた空気の漏れを最小化することができました。

年中無休で工場が稼働されているこちらの工場では、土日祝日関係なく1日に多くの収集運搬車の出入りが行われています。

このため各搬入口には衝突事故防止対策として各出入口や通行口に安全ポールが設置されています。

今回は下地の設置により左側は150mmが狭まってしまったため、収集運搬車の衝突事故を防止するため安全ポールを追加でオプションサービスさせて頂きました!

設置場所の開口部を最大限生かした取付方法を工夫し、最適な環境でご使用頂けるようお客様のご要望に沿った施工を行っております。

今回高速シートシャッターを設置したことで

「作業環境の改善」
「近隣住民クレーム対策」

の効果を同時に実感することができたととても喜んで下さり、今回は設置ができなかった東側への通行口と、肥料の製造工程場所への設置にも積極的に導入を検討して行きたいとおっしゃってくださいました。

株式会社コアドでは、日本全国のお客様が求める環境のニーズにお応えできるよう、製造~施工~修理・交換などのアフターサービスまで万全な体制を整えておりますので、皆様のお問い合わせをお待ちしております。

この度は弊社製品をご選定頂き誠に有難うございます。

◆納品会社:食品の廃棄物リサイクル工場
◆設置場所:群馬県前橋市
◆モデル名:スリム型 COAD-2(コアド-2) × 1台
◆設置時期:令和5年10月
◆サイズ:3,500 ×4,450(mm)

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