耐久性に拘った開口部と、電子機器のセキュリティを保護!
2023年10月26日
環境保護とセキュリティの強化へ!電子廃棄物リサイクル工場に設置 ~三重県四日市市~ 自動復帰型 COAD-3 コアド-3
電子機器の廃棄物は一般家庭から、事業所などのオフィス環境、工業施設など様々な場所から発生します。
これらの場所で発生する電子機器の廃棄物は、適切なリサイクルや廃棄物の処理を経て環境への悪影響を軽減し、再資源化や再利用が行うことでSDGsの多くの目標に寄与しています。
【3R】=「Reduce(削減)」、「Reuse(再利用)」、「Recycle(リサイクル)」の環境管理を積極的に行っている電子機器の廃棄物リサイクル工場に、高速シートシャッター楽昇門の自動復帰型を2箇所に設置しました。
電子廃棄物の適切な保管を!
こちらの開口部には当初何も取り付けられておらず、収集された電子機器の廃棄物の保管スペースとなっていました。
廃棄物は主にトラックで搬入されることが多く、廃棄物を別箇所へ移動する際にもフォークリフトが多く使用されていたため、収集運搬車やフォークリフトが通過時にシャッターなど障害となるものがない開口部は便利ではありました。
しかし廃棄する電子機器の中にはパソコンやオフィス機器などのネットワーク機器なども含まれているため、データの漏洩や悪用のリスクを回避するためにも廃棄物の適切な管理が必要となっていました。
施設の入り口からはセキュリティ対策を行っていましたが、工場内にもセキュリティを強化するため、新たに高速シートシャッターを導入することとなりました。
車や人の出入りも多くあるため、鉄製のシャッターでは作業効率は期待されませんが、物流や運搬作業をスムーズに行える開閉速度の速い高速シャッターが出入り時の待機時間を発生することなく作業プロセルを向上することができました。
廃棄物の保管スペースに解放空間を削減したことで、施設のセキュリティを向上させることができ、貴重なリサイクル機器や材料を適切に保管し、盗難などからデータの漏洩を防止することができました。
解放されたままの開口部から、耐久性に優れた開口部へ!
常に解放されたままの開口部の環境に慣れてしまっているため、解放空間が削減された環境に作業者が順応できるのかといった懸念を持たれていました。
2箇所目の開口部は1日に多くの車が搬出入が繰り返されており、不慣れな環境で高速シートシャッターへの衝突に不安を持たれていたため、耐久性を非常に重要視されていました。
折角設置したものの、車両が衝突してしまって修理が必要になるとなれば、導入したメリットはおろか、修理時間や費用が負担となってしまいます。
開口サイズも大型であったことから、メンテナンスを大幅に軽減する耐久性に優れた自動復帰型モデルをご提案させて頂きました。
車両が衝突した際にもメンテナンスの負荷を削減するため、シートがガイドレールから離脱しシートを保護する構造に大変ご関心して下さり、また2mm厚の分厚いシート素材にもご安心して下さいました。
設置後はテストでシートを離脱させ、シートが自動で現状復帰する動作もご確認、耐久性能を改めてご実感して頂きました。
また工場内で発生する作業時の騒音や、埃、塵などの飛散を最小化することで、環境に対する配慮を配ることができるため、3Rに準じた環境活動を積極的に行っているこちらの工場において、より環境に対する取り組みを行うことができました。
高速シートシャッターは、環境保護法規制への遵守をサポートに貢献できる場合がありのでリサイクル工場の運営に多くの利点をもたらしてくれます。
株式会社コアドでは、日本全国のお客様が求める環境のニーズにお応えできるよう、製造~施工~修理・交換などのアフターサービスまで万全な体制を整えておりますので、皆様のお問い合わせをお待ちしております。
この度は弊社製品をご選定頂き誠に有難うございます。
◆納品会社:電子機器廃棄物のリサイクル工場
◆設置場所:三重県四日市市
◆モデル名:基本型 COAD-3(コアド-3) × 2台
◆設置時期:令和5年9月
◆サイズ
①4,050 ×3,500(mm)
②3,600 ×4,350(mm)