生産ラインの効率化へ!新設の繊維工場に設置 ~埼玉県羽生市~ | 株式会社コアド
お客様の声

品質管理に徹底した拘りを持つことで、生産力の強化と安定した品質を保証!

2023年09月26日

生産ラインの効率化へ!新設の繊維工場に設置 ~埼玉県羽生市~ 基本型 COAD-1 コアド-1

私達が着ている服が出来上がるまでは、各プロセスを多くの企業で分業されています。

繊維業界ではこの分業化された商品の流れを、

原料となる糸を作る「川上」
生地を織り製品に仕上げる「川中」
製品を消費者に届ける「川下」

と大きく3つの分業で川の流れに例えています。

今回は「川上」となる原糸の製造加工を行う繊維工場の新設工場内に取り付けを行いました。

新設工場では、原糸の入荷時からの徹底した品質管理と、製造や糸の加工時の生産ラインの増強、きめ細かな検査工程、最終の出荷工程までの厳格な生産管理体制を構築することとなり、工場内の衛生管理を強化するため、気密性の高い高速シートシャッターを導入することとなりました。

原料の入荷搬入口に高い密閉性を確保!

1箇所目は原糸の入荷口となる搬入口に取り付けを行いました。

入荷口を通過すると、原糸の加工と厳しい検査を行う工程室に繋がるため、入荷口からの衛生管理の強化が必要となる開口部です。

新設工場の稼働後は、原糸の生産量が増加するため、入荷搬入口には高速かつ多頻度の開閉が求められ、開口部が閉まった状態でも気密性を確保する必要があります。

入荷作業の動線をできる限り円滑化したいとのお客様のご要望により、シャッターが開く速度を少し上げて設定を行いました。

入荷がない場合にシャッターが閉まった状態でも、両サイドのガイドレールに装着された密閉ブラシが密閉性を落とさず、異物の侵入を最小限に防いでくれます。

また2mm厚の2重構造の織布シートを使用した高速シートシャッターなので、更に気密性の高い開口部に仕上げることができました。

最終の出荷口まで徹底した品質管理を構築

服や生地の原料となる糸の適切な品質管理を行うためには、最終の出荷工程まで徹底した品質管理を行うこと土台作りが必要だとご判断。

今回新たに新設した繊維工場では、不良の要因を事前に特定し、品質事故を未然に防ぐため、高速シートシャッターの導入を積極的にご検討されていました。

2箇所目に取り付けた場所は加工された糸の出荷搬出口です。

製造・加工された糸は、生地を織り製品に仕上げる「川中」のプロセス工場へ出荷されます。

1箇所に設置した設定同様、シャッターが開く速度を少し早めに設定し、解放空間の時間最小限に短縮しました。

高速シートシャッターの出荷口から人が出入りしないように、一点スイッチは外側には取り付けず内側のみに設置し、出荷口のルートが煩雑にならないように作業環境を整えることができました。

開口サイズピッタリの製造・施工を実施

新設工場への設置の場合は、建設請負業者と図面などの資料に基づき、打合せを行うケースがあります。

今回も事前に設計図面を確認後、施主様と打合せを行い選定した製品モデルから開口サイズや下地の設置状況を確認し、取り付け作業を行います。

建設請負業者を通じて施工を行う場合は、製品のCAD図面やその他必要書類のご要望がございましたらご提供させて頂きます。

今回のお客様も事前に建設業者と打合せが行えたことで、スムーズに取付作業ができたことにとてもご安心して下さいました。

また2箇所に設置された高速シートシャッターの場所に、予想以上の密閉性が期待できそうだと、今後の新設工場の稼働に向けてご安心して頂きました。

安定した品質のよい製品を供給が行うため、高い品質管理が必要とされる場所に、楽昇門が密閉性の機能を設置現場にて発揮致します。

株式会社コアドでは、日本全国のお客様が求める環境のニーズにお応えできるよう、製造~施工~修理・交換などのアフターサービスまで万全な体制を整えておりますので、皆様のお問い合わせをお待ちしております。

この度は弊社製品をご選定頂き誠に有難うございます。

◆納品会社:繊維の製造・加工工場
◆設置場所:埼玉県羽生市
◆モデル名:基本型 COAD-1(コアド-1) × 2台
◆設置時期:令和5年6月
◆サイズ:2,400 ×2,850(mm)、各2,550 ×2,850(mm)

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