作業効率と空調効率を高める、安全性の高い画期的な開口部が実現!
2023年09月11日
高品質なプレス加工の基盤づくりに!金型プレス加工工場に設置 ~長野県諏訪市~ 基本型 COAD-1 コアド-1
長年蓄積したプレス技術の経験と実績を基盤とし、高品質の加工部品を供給している金型プレスの加工工場への設置事例です。
こちらの工場で加工される部品は、自動車のパーツや生産ロボットなどの部品にも採用されることが多く、部品の品質管理が非常に重要となります。
また納品先が機械メーカーや自動車部品メーカーがメインとなるこちらの企業様では、顧客のニーズを満たすためにも、工場内の徹底した品質管理が重要となります。
そのためには高度な成形技術が当然求められますが、工場内の環境管理を行うことで、より高品質の部品を作りだすことができます。
品質レベルの生産性の向上を目指して、工場開口部の2箇所に高速シートシャッターを設置しました。
工場内の室内環境の変化を抑えよう!
今年高速シートシャッターを取り付けたお客様の中で、夏の猛暑日を予測して、冷房の空調対策として導入されたケースが多くありました。
標高が高い長野県諏訪市は、夏は比較的過ごしやすい反面、冬の冷え込みが厳しく、特に1月~2月の時期にはマイナス10℃以下になる日もあるそうです。
また涼しいと言われてる諏訪市でも、今年の夏は例年と比較して暑かったそうです・・・。
工場の極端な気温の変化は、部品の品質を低下させてしまう可能性があります。
生産量の増加に伴い、今後工場開口部を使用する頻度も増えてしまうため、早急に開口部の対策を!とご判断。
寒い冬を迎える前に冬支度として導入をご決断されました。
開口部から安全性を確保しよう!
今後作業者やフォークリフトなどの通行が増えるため、第一に開口部の安全性を確保する必要があり、安全性の高い製品はないかとご検索をされていたようです。
パイプ式のシートシャッターが多い中、スリムな形状のウィンドバーを採用した楽昇門の製品に興味を持って頂いたのが、今回お問い合わせ頂いたきっかけでした。
一般的に何枚かのシートで構成されているシートシャッターの場合、丸い筒状のパイプ材でシート毎を繋ぐ製品が多くあります。
しかし骨材は重い鉄製のため、万が一強風などで風に煽られて離脱しまった場合、重いパイプにぶつかってしまうと非常に危険で、事故に繋がる場合があります。
しかし丸い筒状の形状ではなく、シートとシートを繋いでる骨材はスリムながらも強度の高いアルミニウムのウィンドバーを採用しているため、万が一パイプ材が何かに衝突してしまっても、危険性を大幅に軽減することができます。
また屋外へ面した設置となるため、風によるシートの離脱に対する懸念部分も抱えておられましたが、風の離脱を防止するウィンドバーの構造についてもご安心して下さいました。
安全性の高い開閉方法で作業効率を高めよう!
加工前の金属資材や加工後に出荷される部品は、フォークリフトでの移動作業がメインとなるため、高速で開閉する開口部に伴った作業効率が求められました。
内側と外側に設置したセンサーは、人と車両を区分する高性能のハキュレスセンサーを採用しました。
人の通行も多い場合、赤外線センサーを設置するとセンサーが通行者にも反応しシャッターが開閉してしまうため、無駄な開閉動作と解放空間が発生してしまいます。
シャッターの前にいる作業者とフォークリフトや搬出入のトラックを検出区分することで、開口部からの安全を高め、事故防止に繋がります。
念入りにセンサーの角度調整を行い、フォークリフトがスムーズに通行できる動線を確保することができました。
今回もお客様が非常にご満足頂いた開口部が実現されました!
・空気の移動の最小化による空調改善と省エネ効果!
・現場の安全確保に繋がる作業者の業務意識が向上!
・作業環境の改善による製品の品質がUP!
・高品質の製品を供給できるサービス体制が強化!
と、今回高速シートシャッターを設置したことで、沢山のメリットをお客様よりご実感して下さいました。
今後の安定した高品質な部品の供給に向けて、画期的な開口部を長年ご実感下さい。
株式会社コアドでは、日本全国のお客様が求める環境のニーズにお応えできるよう、製造~施工~修理・交換などのアフターサービスまで万全な体制を整えておりますので、皆様のお問い合わせをお待ちしております。
この度は弊社製品をご選定頂き誠に有難うございます。
◆納品会社:金型プレス加工工場
◆設置場所:長野県諏訪市
◆モデル名:基本型 COAD-1(コアド-1) × 2台
◆設置時期:令和5年8月
◆サイズ:各3,000 ×3,050(mm)