清潔な衛生環境の確保は、確かな製品の品質と安全を確保!
2023年08月31日
製品のラインナップが拡充!生産性を目指した保存食品工場に設置 ~愛知県尾崎市~ 基本型 COAD-1 コアド-1
またまた大きな台風が接近していますね・・・。
今月8月にも既に大きな2つの台風が上陸しましたが、沖縄地方に停滞した台風6号は浸水や断水、食料品不足など、台風慣れしている沖縄県民にも大きな被害をもたらしました。
台風、豪雨、予測できない地震など、激しさを増す気象により自然災害のリスクが高まってきている日本。
皆様は万が一の事態に備えて非常食や防災グッズを備えていますか?
今回は非常食をメインとしする保存食品の製造工場に高速シートシャッターを設置しました!
こちらの保存食品メーカーでは、非常食を飽きさせないように品揃えを増やす商品開発から、長い期間備蓄可能な常温品の開発が行われています。
作業者専用の通行口を原料の仕入搬入口に。搬出入作業時の密閉性を確保!
開発された製品は厳しい工程や検査を経て、スーパーやオンラインショップなどで販売されています。
開発製品の商品化が進み、製品のラインナップが拡充したことで、本来は作業者や関係者の出入口として使用していた通行口を、原材料を入荷する搬入口として使用することとなりました。
工場裏側の通行口を仕入搬入口に変更することを機に、工場全体において生産性の向上と作業効率を高める取り組みを積極的に行うこととなり、搬入口と、工場メイン開口部の2箇所、計3箇所に高速シートシャッターを導入することとなりました。
原料などの仕入れが増加する上で、食品工場などでは搬入作業時の密閉性は非常に重要となります。
ではなぜ数ある製品の中から、楽昇門をご選定した頂いたのでしょうか?
使用過程においてのシートの汚れ部分を不安を解消!
以前汚れが酷いシートシャッターを見かけたことがあり、
開口部に汚れたシートが取り付けらていては、衛生上と顧客イメージの問題にも繋がる。
として、導入に対しての不安があったとおっしゃていました。
また付着したシートのお手入れ方法についても着したシートは汚れが取れるのか?お手入れ方法が気になる。
【楽昇門はこのようなシートを使用しています!】
◆汚れが付きやすいシートシャッターのシートについて
約0.8~1.0mm程度とビニール製のシートを使用している製品が多く、静電気の発生により埃がつきにくくなり、汚れが付着してしまう場合が多くあります。
◆楽昇門のシートのついて
厚みは2mmとなっており、2重構造の強力織布シートを使用しています。
このため高速多頻度の開閉を繰り返しても摩耗や摩擦に強く、静電気の発生を抑えてくれるので埃や汚れが付着しにくいシートとなっています。
汚れが付着した場合も簡単に拭き取ることが可能です。
(長期間汚れが付着している場合は取れにくい場合がございますのでご注意下さい。)
またシートが分厚い分、気密性も高くなるので食品工場などの衛生環境が厳しい場所にも適したシートであることをご説明させて頂きました。
お客様が1番の懸念とされていたシート素材部分が大幅に解消されたことで、楽昇門をご選定して下さいました。
ドアよりも!ハンガードアよりも!高い密閉性・利便性・効率性をご実感!
当初は工場裏側の仕入搬入口にのみ取付を行う予定でしたが、シートの材質や気密性の高さを称賛して下さり、工場のメイン開口部にも高速シートシャッターを設置することとなりました。
こちらは片開のハンガードアが設定されており、防犯用としても使用することができるため、撤去はせず内側に取り付けを行いました。
食品工場はHACCPでも重視されている室内の温湿度の管理を行わなければいけません。
気温の変化が激しい夏や冬の室内の温湿度管理を行うためにも、高速シートシャッターと2重対策を行うことで、室内の空気を流出を防ぎ、空調効率を高めることができます。
シンプルな開閉方法をご希望されていたので、外側と内側に1点スイッチを設置。
台車移動が多いこちらの出入口では入退室時にも作業効率を落とさず、利便性が高い作業ルートを確保することができました。
搬出入作業が多い場合はハンガードアは使用せずとも、高速・多頻度開閉に対応しているシャッターが設置されているので、密閉性を落とすことなく、無駄な解放空間を削減することができます。
品質向上に貢献する衛生的な環境づくりが実現!
製品の出荷口や材料の荷受口として使用している3箇所目の開口部には防虫ビニールカーテンとエアカーテンで防虫と防塵対策を行っていました。
3箇所の出入口の中で最も搬出入作業が多いこちらの場所は、通行時に発生する隙間の欠陥部分が課題として残っており、ビニールカーテンを撤去し高速シートシャッターに交換することとなりました。
シャッターが開く3秒前に自動的にエアカーテンが作動。
閉まると停止。
既設されているエアカーテンと連動設定もバッチリ!
搬出入作業が多い場合にも最適な環境づくりが実現され、屋外からの虫や埃などの異物の侵入を最小限に抑えることができました。
また閉まった状態でも両サイドのガイドレールに密閉ブラシが装着されているので、3箇所の開口部から更に高い密閉環境を作ることができたと、高気密構造についてもとてもご安心して頂けました。
食品工場の企業では衛生管理対策を目的として、高速シートシャッターを設備投資の建材として導入を進める企業も増えてきています。
株式会社コアドでは、日本全国のお客様が求める環境のニーズにお応えできるよう、製造~施工~修理・交換などのアフターサービスまで万全な体制を整えておりますので、皆様のお問い合わせをお待ちしております。
この度は弊社製品をご選定頂き誠に有難うございます。
◆納品会社:保存食品製造工場 (愛知県尾崎市)
◆モデル名:基本型 COAD-1(コアド-1) × 3台
◆設置時期:令和5年6月
◆サイズ
①1,700 ×2,200(mm):1台
②1,800 ×2,350(mm):2台