室内環境の改善で天候に影響を受けやすい野菜の品質を安定化
2023年08月03日
野菜の品質劣化を防止!農産物保管倉庫に設置 ~茨城県那珂市~ 基本型 COAD-1 コアド-1
連日の猛暑により、夏に育つ野菜や果物が傷んでしまったりと収穫量にも影響がでています。
食品の値上げが高騰している中、夏に美味しい野菜まで値上がってしまっては、暑さによる体力のダメージだけではなく、家計にもまたダメージを受けてしまいますね・・・。
しかし厳しい暑い日が続いているため、作物の収穫前から高温障害の影響を受けてしまっているのが今の夏の現状です。
農産物を扱う工場や倉庫では、作物が消費者に届けられるまで、鮮度の低下を抑えるためにも作物の品質を保つ環境が非常に重要な課題となっています。
野菜の質を安定化へ ~倉庫内の環境づくりを実施~
日本全国の中でも農業が盛んな県として、農業産出額が常に上位を占めている茨城県。
自然と市街地が調和した那珂市内にある農産物の保管倉庫に、収穫物の入出荷のメイン開口部に高速シートシャッターを2台設置しました。
地球温暖化に影響もあり、来年先も夏の気温はどんどん上昇する可能性が高いと、夏の栽培期間~出荷までの天候に不安を感じていたとおっしゃっていました。
野菜の倉庫業を経営する立場として、収穫物の品質を安定させるためにも、今後の夏対策に向けて環境づくりを実施することをご決断!
外側に設置されているハンガードアは運営中に殆ど使用することがないとおっしゃっていましたが、防犯用や寒い冬の寒気対策としても使用することもできるので、工場の内側に取り付けを行いました。
運営中に殆ど開けっ放しだった開口部が高速開閉するシートシャッターにより、解放されまままの無駄な空間を大幅に削減することができました。
今の夏場は侵入が多くなる虫の数にも頭を抱えておられておられました。
また秋や冬は倉庫内に流入した落葉に虫が付着するケースもあったため、防虫対策も課題として残っていました。
レール内の装着された密閉ブラシの細密度に、夏に多く侵入する虫と落葉や埃対策も強化できると大変ご満足して頂けました。
またこれから迎える秋と冬には落葉の流入したことで、落葉に付着した虫
入出荷作業の効率を改善 ~品質管理の効率化が実現~
野菜は天候や栽培期間中などの変化によって、保管期間が揺れ動いてしまうため、収穫後の野菜も品質が低下しないように適切な温度環境での管理が必要となります。
夏の暑い日差しに負けず育った多くの野菜は、農業コンテナに詰まれ、日常に出荷作業が行われるこちらの倉庫内に移動し一時的に保管されます。
野菜は収穫した直後から鮮度が少しずつ下がってしまうため、農協や卸売市場などへ出荷されるまでの間、野菜の鮮度を保つためにも入出荷時の物流の効率化も重要な対策となります
フォークリフトでの移動作業も多く、収穫量が多い時期や繁忙期には搬入トラックの数も増えるため、運転者の安全性向上と作業効率化に最適な透明窓を取り付けました。
保管する野菜に品質低下を防止する為に導入したが、作業品質レベルの向上も期待以上に改善されそうだと大変喜んで下さいました。
導入の決め手 ~光の透過を抑えたシート~
「保管倉庫シートシャッター」
とご検索されたところ、楽昇門が食品保管倉庫への設置事例が多くあることをご確認。
また直射日光も野菜の品質低下に繋がるため、光の透過率が低いシートシャッターをご検索されていました。
シートの厚みが2mmであることと、光の透過を抑えたシートにご関心を持って頂き、弊社製品の導入をご決断して下さいました。
楽昇門のシートは2重構造の織布シートを使用しています。
頑丈で破れにくく、防音対策としても効果を得る事ができます。
暑い夏を過ぎると根菜やきのこ類など甘みが強い秋野菜の収穫時期を迎えます。
今後も保管倉庫内の品質管理と室内環境を高め、消費者に安全で美味しいお野菜をお届けできる環境づくりをサポートさせて頂きます。
株式会社コアドでは、日本全国のお客様が求める環境のニーズにお応えできるよう、製造~施工~アフターサービスまでの万全な体制を整えておりますので、皆様のお問い合わせをお待ちしております。
この度は弊社製品をご選定頂き誠に有難うございます。
◆納品会社:農産物保管倉庫 (茨城県那珂市)
◆モデル名:基本型 COAD-1(コアド1) × 2台
◆設置時期:令和5年6月
◆サイズ:2,800 × 2,900(mm)×1台、2,750 × 2,900(mm)×1台