冬期の木材入荷シーズンに向けての室内環境の改善は、良質の木材づくりをサポート！
2023年07月28日
木材の品質に拘りを持つ建築建材工場に設置 ～群馬県前橋市～
建築において木材は木造建築だけではなく、鉄骨造などでも内装材にも多く使用される建築材料です。
木材は再生可能な資源として環境保護にも繋がる材料となるため、建築物に木材を使用する事例が急増していることから、木材の需要が高まっています。
冬に伐採した木は成長がストップし乾燥するので締まりがよくなり、高密度な素材となるため、木材として使用するには、冬の時期が最適だと言われています。
このため良質の木材の入荷が多くなるは秋～冬のシーズンとなり、木材の品質管理を徹底化に向けて、群馬県前橋市内にある建築建材メーカーの製造工場に高速シートシャッターを2台設置しました。
こちらの製造工場では、原木の入荷から製材、加工、強度測定等の品質管理がそれぞれの工程場所で行われており、今回は加工工程と製材工程場所に取り付けを行いました。
高速自動開閉の実現で業務改善が期待！
木材の加工工程では木材の品質を保持する上で、害虫や湿気から守るためにも乾燥の工程が重要となると教えて下さいました。
このためにも室内の温度や湿度の適切な管理が必要となり、室内管理が重要となる加工工程場所に基本型モデル(COAD-1)を設置しました。
室内管理対策として使用していたハンガードアは撤去せず、内側から設置を行いました。
手動で使用されていたハンガードアから高速で自動開閉するスピードシャッターに切り替わったことで、業務改善への期待と、木材の品質が向上できることに作業者の方も大変喜んで下さいました。
加工工程や木材の品質チェックを行うこちらの場所では、外部からの虫の侵入対策が必要となっていたため、防虫効果の高いオレンジシートを採用し、繁忙期にも作業効率を落とさない透明窓を取り付けました。
大型開口部にも安全性が確保された最適な環境が実現！
多くの原木が入荷され木材が保管されているこちらの倉庫では、入荷した木材を製材する工程場所となります。
ご欄の通り非常に大きい間口の大型開口部！
幅サイズは7,000mm超えとなり、大型サイズに対応した自動復帰型モデル(COAD-3)を設置しました。
自動復帰型は大型サイズに対応している分、大型トラックや大型資材の搬出入が多い場所に適した耐久性に優れたモデルとなります。
幅サイズが大きかったため、今回は部分透明窓の設置となりましたが、それでも大型木材の搬入時や出荷時の作業にも役立ち、安全性が確保できることにご満足して下さいました。
トラックの搬入作業が多く行われる開口部であったため、当初はセンサーを設置を推奨させて頂きました。
しかし車の通行が多くなるほど、都度センサーが自動感知するのを避けたいとおっしゃっていたため、作業員による1点スイッチの操作で開閉を行うことにしました。
作業員により開閉操作でトラックの搬出入が多い場所にも安全性を確保することができました。
4M越えの高さとなるこの開口部において、作業員の通過時はシャッターの無駄な運転時間と解放空間が発生してしまいます。
そこで開閉の運転時間を短縮できるよう、車と人の開口高さを区分する2段階開けの制御設定を行いました。
木材の品質管理が求められるこちらの場所にも、室内の環境変化を抑え気密性効果だけではなく、省エネ効果も高めることできると設置効果をご実感して頂けました！
元々は冬シーズンに向けた対策として取り付けを行いましたが、2箇所に設置が完了した後は
今の暑い時期にも冷房費用の節電対策が行えるので、早期に高速シートシャッターを導入して正解だった。とご満悦のご様子でした！
非常に暑い日の施工ではありましたが、私共もご満悦のお姿に満足です！
住宅の高い精度が求められている今、品質に拘り続けている建築資材メーカー様の木材の品質を供給できる、快適な環境をサポートさせて頂きます。
株式会社コアドでは、日本全国のお客様が求める環境のニーズにお応えできるよう、製造～施工～アフターサービスまでの万全な体制を整えておりますので、皆様のお問い合わせをお待ちしております。
この度は弊社製品をご選定頂き誠に有難うございます。
◆納品会社：建築建材製造メーカー工場 (群馬県前橋市)
◆モデル名
・基本型 COAD-1(コアド1) × 1台
・自動復帰型 COAD-3(自動復帰型3）×1台
◆設置時期：令和5年7月
◆サイズ
・基本型 COAD-1：2,700 × 2,600(mm)×1台
・自動復帰型 COAD-3：4,300 × 7,300(mm)×1台
