インターロック運転とプルスイッチ開閉で、作業現場の環境改善と安全対策の相乗効果を発揮
2021年07月08日
藤静水産株式会社 様 スリム型 COAD-2 コアド-2
全国有数の水揚げを誇る水産都市の宮城県は、世界三大漁場の1つに位置づけられている三陸沖を中心に、高い技術を持つ水産水産加工企業が集結しており、豊富な水産加工品が日本全国に供給されています。
2011年に発生した東日本大震災から10年の歳月が経過し、壊滅的な被害から見事に再建された『藤静水産株式会社』様の水産加工工場に、楽昇門のスリム型(COAD-2)を2台、設置させて頂きました。
今回こちらの工場で、高速シートシャッターの設置を決断された理由は、
① 外部からの虫、埃などの異物侵入対策と、工場内の作業環境の改善
② 作業工場内の安全確保
③ フォークリフト作業者の安全運転の徹底化
の問題を抱えていらっしゃいましたが、藤静水産様の問題課題を解決するべく、最適な開閉方法をご提案させて頂きました。
食品工場にも設置されている楽昇門の高速シートシャッターですが、今回も一番虫を寄せ付けにくいオレンジ色のシートを推奨させて頂きました。
今までは黄透明色のビニールカーテンのみでの防虫対策を行っておりましたので、高速開閉と多頻度で使用できる事と、ガイドレール内の密閉ブラシが装着されている密閉構造にもご満足して下さいました。
今回は2箇所に楽昇門の設置となり、インターロック開閉の制御設定を行いました。
(片方のシートシャッターが閉まらないと、片方のシートシャッターが開かない設定です。)
今回の工場では、工場内の水産加工品の出荷作業、加工する水産物の搬入作業等、フォークリフト作業も頻繁に行われておりました。
外側のシャッターが開いても、外側の閉まらないと内側のシャッターが開かないので、フォークリフトでの搬出入作業を行う際にも、車両のスピードを減速させ、安全運転の徹底することで、作業現場に安全性を構築する事ができました。
またインターロック開閉を行う事で、工場内に虫などの侵入を防ぐ効果が高まり、工場内の温湿度管理を整えれるので、これから迎える夏の季節には特に助かるとおっしゃって下さいました。
シートシャッターの開閉方法は、紐を引いて開閉するプルスイッチを設置しました。
プルスイッチの開閉方法は、安全な開閉方法の上、フォークリフト作業者が降りることなくシートシャッターを開閉できる利便性も持ち、作業効率も向上します。
今回楽昇門の設置にあたり、インターロック制御運転とプルスイッチ開閉で、今後より工場内の作業環境の改善と安全対策の相乗効果を高めていきたいと、楽昇門の設置を大変ご満足して下さいました。
藤静水産株式会社様、この度は弊社製品を選んで下さり、誠に有難うございます。
株式会社コアドでは、お客様に必要な運用方法をサポートし、最適な高速シートシャッターをご利用頂けるよう、今後もお客様にご満足頂ける製品作りとサービスをご提供させて頂きます。
設置会社:藤静水産株式会社 (宮城県石巻市)
業種:水産加工
楽昇門モデル名:基本型 COAD-2(コアド2) × 2台
設置時期:令和3年6月
サイズ:2,950 × 2,750(mm)
施工会社:株式会社D-RISE.Corpration (関東総合窓口)